フォルトゥナがARMINIA BIELEFELDに勝利
試合終了間際にOBERDORFが得点をマーク
フォルトゥナは、xotto Cupが中止となったことで急遽組まれたArminia Bielefeldとのテストマッチに1-0で勝利を収めた。非公開で行われたこの試合は、試合終了間際にTim Oberdorfが得点をマークし、Daniel Thioune監督率いるチームに軍配が上がった。
本来であれば、フォルトゥナはLohneで開催される予定だったxotto-Cupに参加し、Werder Bremen、Arminia Bielefeldと45分1本ずつを行う予定となっていた。しかし木曜日の夜、安全面の理由から大会が中止となり、その代わりとして急遽Bielefeldの練習場にてArminiaと非公開でのテストマッチを実施することに。
この試合、Daniel Thioune監督はGKにDennis Gorkaを先発で起用。センターバックには最近復帰したAndre HoffmannとJordy de Wijsが並び、左にBenjamin Böckle、右にTim Oberdorfが入る形で4バックを形成し、中盤にはMarcel Sobottka、Jorrit Hendrix、アペルカンプ真大を配置。そして前線にFelix Klaus (右)、Kwadwo Baah (左) 、そしてEmmanuel Iyohaがセンターフォワードに入る形でキックオフを迎えた。
氷点下の中、Andre Hoffmannがキャプテンとしてチームを牽引し、立ち上がりから攻撃的なサッカーを繰り広げていく。6分、Jorrit Hendrixが深い位置に走り込んだKwadwo Baahにパスを送るも、ここはシュートまで持っていくことはできない。その数分後、アペルカンプ真大のコーナーキックからJordy de Wijsが頭で合わせるも、ここは上手くミートできず (10分)。一方、15分には相手チームが最初のチャンスを迎える。Christian Gebauerにシュートを放たれるも、ここはDennis Gorkaが良い反応を見せ、コーナーに逃れる。これで与えたコーナーキックから再びピンチを迎えるも、ここも最後のところでGorkaが好セーブを見せ、相手に得点を許さない。その後、アペルカンプの素晴らしいスルーパスから、Baahが抜け出すと、良い位置でフリーキックを獲得。しかし、Hendrixの直接フリーキックはゴールの枠を大きく逸れていく (23分)。前半終了間際にはピンチを迎えるも、ここもDennis Gorkaが再び立ちはだかり、スコアレスでハーフタイムへ。
これまで長期離脱を強いられていたJordy de Wijsは前半で交代し、代わってMatthias Zimmermannがピッチへ。これにより”Zimbo”が右サイドバックに入り、Tim Oberdorfがセンターバックに。そして、後半立ち上がりもフォルトゥナが猛攻を仕掛けていく。Iyohaがドリブルで中央に切れ込み放ったシュートはゴール右へ (53分)。すると、Thioune監督は、約60分が経過したところでBenjamin Böckleに代えて、元フォルトゥナの選手で現在ゲストプレーヤーとしてチームに帯同しているMarcel Gausを投入。その後、Arminiaがチャンスを迎えるも、Gorkaがセーブ。それ以外はほとんどの時間、フォルトゥナがゲームをコントロールしていたものの、攻撃面でなかなか決定的な場面を作り出せない。そんな中、80分にはKristoffer Petersonからのパスに抜け出したアペルカンプ真大がビッグチャンスを迎えるも、最後のところで相手GKの好セーブに阻まれてしまう。その後も、惜しいシーンは作り出すも、ゴールネットを揺らすことができない。それでも試合終了間際、セットプレーからフォルトゥナが得点を奪って見せる。HendrixのコーナーキックにTim Oberdorfが頭で押し込み1-0に (90分)。その直後、タイムアップのホイッスルが鳴り、フォルトゥナがArminia Bielefeldとのテストマッチに1-0で勝利を収めた。
フォルトゥナは今後2週間トレーニングを続けてから、ウィンターブレイクに入ることとなる。
スターティングメンバー:
Gorka – Oberdorf、Hoffmann (72分、Karbownik)、de Wijs (46分、Zimmermann)、Böckle (59分、Gaus) – Sobottka (72分、Kownacki)、Hendrix、アペルカンプ – Klaus (59分、Hennings)、Iyoha、Baah (72分、Peterson)
得点者:
0-1 Oberdorf (90分)