ワールドカップ期間中のフォルトゥナ
今後数週間の投稿は#PAYUPFIFA & #FORTUNNAH が中心に
11月20日、ワールドカップ2022がカタールで開幕する。そしてこの大会には、フォルトゥナのMF田中碧も日本代表として出場し、世界の強豪と力を競い合うことになる。しかし、フォルトゥナ・デュッセルドルフはクラブとして、開催国カタールにおける人権の侵害や差別的な行為を受け入れることはできず、これはフォルトゥナの価値観に沿わないものである。フォルトゥナはすでに過去にもワールドカップに対する平和的な抗議活動や批判的な意見表明に理解を示し、サポートしてきた。これにより、ワールドカップ大会期間中はクラブのニュースやスポーツ面における報道に注力する一方で、クラブとして人権へのシグナルを示すため、積極的にこのキャンペーンのサポートを行っていく。
どこが開催地であれ、田中碧がフォルトゥナ・デュッセルドルフの選手として、サッカー選手の夢でもあるワールドカップ出場を果たしたことは、すべてのフォルトゥナファンにとって誇りである。また、このワールドカップが何年も前にカタールで開催されることが決まったのは選手たちの責任ではない。だからこそ、田中碧本人はもちろん、クラブとしてフォルトゥナの選手がこの大会に出場することを誇りに思うことは当然であり、フォルトゥナ・デュッセルドルフは田中の活躍を報道していく。フォルトゥナは碧が最大限の成功を収めること、そして怪我のない大会となることを願っている。
それと並行して、フォルトゥナはカタールでの大会に関連するコミュニケーション、ニュース、投稿において、世界的なキャンペーン#PAYUPFIFA VON AMNESTY INTERNATIONAL UND WEITEREN ORGANISATIONENをサポートする。
このキャンペーンは、カタール政府とFIFAに対し、移住労働者とその家族を救済する資金を支払うように求めるものとなっている。
デュッセルドルフで何をするの?
冬の間、サッカーがあらゆる面で”遠い存在”となるが、#FortuNAHはクラブ会員やファン、そして故郷であるデュッセルドルフと近い存在であり続けたいと思っている。 #FortuNAHは、クラブが目の届くところにあり、人々と近い存在であることを意味している。フォルトゥナはこの特別長いウィンターブレイクの間に、デュッセルドルフの一体感と帰属意識をより一層高めたいと考えている。
#FortuNAHは、”コミットメント”、”親密さ”、”分かち合い”、”拠点”というコンセプトを軸にしている。また、クラブはクラブ会員やファンを中心に、様々な提案やフォーマットを通じて、積極的に現場でフォルトゥナを近くに感じてもらい、普段は傍観者になりがちな人々への認知度も高めていきたいと考えている。このキャンペーンは今後数週間のうちに様々な形で実施され、フォルトゥナのソーシャルメディア・チャンネルを通して発信していく予定だ。
例えば、今週はトップチームの選手たちがフォルトゥナのブラインドサッカーチームのトレーニングに参加し、来週にはトップチームの選手数名と監督コーチ陣の数名が、クラブ会員と共にチームバスでデュッセルドルフの市内観光を行う。さらに、プロ選手たちはデュッセルドルフの街で助けを必要としている人々をサポートするため、Gute-Nacht-Busでの炊き出しなどにも同行することを予定している。また、ユースアカデミーセンター (NLZ)の選手たちがフォルトゥナのフットサルチームのホームゲーム (HSV戦)の応援に駆けつけることとなっている。