第17節・Fortuna Düsseldorf vs 1.FC Kaiserslautern
KAISERSLAUTERNに逆転負け
金曜日の夜に行われた2022年最後の試合、フォルトゥナは1. FC Kaiserslauternに1-2の逆転負けを喫した。前半はフォルトゥナが試合を優勢に進め、Michal Karbownikのスーパーゴールで先制。しかし、後半立ち上がりにKevin Krausに得点を許すと、ロスタイムに献上したPKをPhilipp Klementに決められ、苦い敗戦を喫した。
スターティングメンバー:2つのポジションを変更
Daniel Thioune監督は前節から2つのポジションを変更してKaiserslautern戦に臨んだ。これにより、アペルカンプ真大とFelix Klausに代わり、Emmanuel IyohaとKristoffer Petersonが先発に名を連ね、キックオフを迎えた。
前半:Karbownikのスーパーゴール
試合はコンパクトで守備的なKaiserslauternに対し、フォルトゥナが序盤から試合の主導権を握る展開に。すると7分、フォルトゥナが最初のチャンスを作り出し、PetersonのフリーキックからChristoph Klarerが頭で合わせるも、ここはFCKのキーパーAndreas Lutheがセーブ。その僅か数秒後、もう1人のセンターバックにチャンスが訪れる。しかし、コーナーキックをRouwen Henningsが逸らしたところにTim Oberdorfが放ったヘディングシュートは相手GKの正面へ (8分)。それでも14分、ついにフォルトゥナが先制点を奪って見せる。ゴールまで約30mのポジションでボールを受けたMichal Karbownikがドリブルで相手DFを交わし、ゴール右上に突き刺さる素晴らしいミドルシュートでゴールネットを揺らして1-0に。
Sobottkaが2-0チャンスを逃す
その後もフォルトゥナが猛攻を仕掛け、Dawid Kownacki がミドルシュートを放つも、ここも相手GKが立ちはだかる (17分)。その後もゲームを支配するデュッセルドルフは、Peterson (32)とKownacki (35)が立て続けにゴールを狙うも、追加点を奪うことができない。それでも前半終了間際、Marcel Sobottkaにビッグチャンスが訪れ、相手のビルドアップをカットした”Cello”がキーパーと1対1のシーンを迎えるも、最後のシュートは惜しくもゴール左へ逸れていく (41)。
後半:ギアを上げたKaiserslauternが試合を振り出しに
後半に入ると、前半はシュート1本しか打っていなかったKaiserslauternが別の顔を見せる。後半立ち上がり、Mike Wunderlichがゴールまで約18mから放ったシュートはクロスバーを直撃 (46分)。その1分後、再びWunderlichに放たれたシュートは右ポストをかすめていく (47分)。すると、ついにKaiserslauternがチャンスをものにする。WunderlichのコーナーキックからKevin Krausにヘディングシュートでゴールネットを揺らされ、試合は振り出しに (50分)。さらにその4分後、再びWunderlichにシュートを放たれるも、ここはフォルトゥナの守護神Florian Kastenmeierが好セーブを見せ、追加点を許さない (54分)。
KlementのPK弾でFCKが逆転
その後はフォルトゥナが徐々に試合の流れを掴むも、積極的にボールに対してプレッシャーを掛けてくるFCKを相手に苦戦を強いられる。それでも66分、フォルトゥナが素晴らしいコンビネーションから最後はKownackiがゴールを狙うも、相手GKが好セーブ。反対に、FCKもTerrence Boydが放ったシュートはゴールの枠を大きく逸れていく (73分)。試合終盤にはFelix Klausがゴール前で強烈なボレーシュートを放つも、相手の守護神の好セーブの前に追加点を奪うことができない (87分)。誰もがこのままタイムアップと迎えるかと思った後半ロスタイム、Karbownikがペナルティエリア内でLex-Tyger Lobingerを倒してしまい、PKを献上 (90分+5分)。そしてこのPKをPhilipp Klementに決められ (90分+7分)、フォルトゥナが非常に苦い逆転負けを喫した。
ウィンターブレイク - 来年の初戦はMagdeburgとのホームゲーム
長いウィンターブレイクに突入。フォルトゥナは来年、2023年1月27日(金)に行われる1. FC Magdeburgとのホームゲームで後半戦をスタートさせる (18:30キックオフ)。