今年最後のホームゲーム
対戦相手チェック:1. FC KAISERSLAUTERN
11月11日(金)、フォルトゥナはMerkur Spiel-Arenaにて1.FC Kaiserslauternとの今年最後のホームゲームに臨む。ここでは、そんな”Roten Teufel (赤い悪魔)”と言われている前期最終戦の対戦相手をチェックしていく。
元フォルトゥナの選手が活躍
Kaiserslauternのメンバーを見ると、過去にフォルトゥナでプレーしたことのある選手が5人所属している。その中でもキャプテンを務めるJean Zimmer (2017-2021)と夏の新加入であるRobin Bormuth (2013-2020)は、長年フォルトゥナでプレーし、2018年にはブンデスリーガ昇格も経験。それに加え、Marlon Ritter (2016 -2017)、Boris Tomiak (2019-2021)、Lex-Tyger Lobinger (2019-2022)も過去にフォルトゥナのトップチームやU23チームでプレーしていた。
負けが少ないチーム
FCKは今シーズン未だ2敗しか喫していない。これは、リーグ首位のDarmstadt (僅か1敗)に勝るとも劣らない絶対的な数字となっている。Kaiserslauternはほとんどの場合、接戦を繰り広げており、引き分け8回という数字は2部リーグでも最も多い引き分け数となっている。ちなみに、Dirk Schuster監督率いるチームが2敗を喫したのはどちらもホームゲームで、アウェーでは2部リーグで唯一無敗を誇っている。
Boyd & Betze
FCKに移籍してから非常に好調をキープしていうのがTerrence Boydだ。ブレーメン出身のストライカーは、昨シーズンの後期にKaiserslauternへ移籍してから素晴らしい活躍を見せており、半年間で3部リーグにて8ゴールをマーク。そして、2部リーグでの今季もここまで同じく8ゴールを記録している。Boydは過去にもLeipzigやDarmstadtにて2部リーグを経験しているものの、現在第16節を終えた時点で、すでに2部リーグでの最高得点数の2倍となる数字をマークしている。フォルトゥナの守備陣は彼に注意する必要があると言えるだろう。
経験豊富な監督
FCKにはブンデスリーガ2部を熟知するDirk Schuster監督がいる。54歳の指揮官はすでに2部リーグで150試合を経験しており、2部で彼よりも試合数が多い監督は3人しかいない。Schuster監督は入れ替え戦直前にKaiserslauternの指揮官に就任し、クラブを2部リーグに昇格させることに成功。そして今季、伝統あるクラブを2015年以来となる1桁台の順位に導くべく、ここまで順調に勝ち点を積み上げてきている。