第16節・Hannover 96 vs Fortuna Düsseldorf
HANNOER 96に黒星
火曜日の夜、フォルトゥナはHannover 96に0-2で敗戦を喫した。試合は互角の戦いとなったものの、前半終盤にHavard NielsenとCedric Teuchertに得点を奪われ2点を追いかける展開に。後半、フォルトゥナが猛攻を仕掛け、多くのチャンスを作り出すも、残念ながらこの日絶好調だった相手の守護神Zielerの前に最後まで得点を挙げることができず、0-2で敗戦を喫した。
スターティングメンバー:Sobottkaが復帰
Daniel Thioune監督は前節のFC St. Pauli戦から2つのポジションを変更してHannoverとのアウェー戦に臨んだ。これにより、累積出場停止となっていたMarcel Sobottkaが復帰し、Felix Klausも先発に名を連ね、Kristoffer PetersonとEmmanuel Iyohaがベンチスタートとなった。
前半:Klausにビッグチャンス
良い立ち上がりを見せたフォルトゥナが序盤から攻め込み、試合の流れを掴む。しかし、試合序盤は両チームとも大きなチャンスを作り出せない。開始2分、Dawid Kownackiがこのゲームで最初のシュートを放つも、ここは相手GKのRon-Robert Zielerの正面へ。中盤での激しい攻防が続く中、21分にThioune監督率いるチームがビッグチャンスを作り出す。アペルカンプ真大のセンタリングにRouwen Henningsがオーバーヘッドキックを試みるも、ここは合わず。しかし、その後ろに走り込んでいたKlausがゴール前で詰めるも、相手GKが立ちはだかり先制点を挙げるまでには至らない。
NielsenとTeuchertが得点
するとHannoverが決定力を見せつける。16分、シンプルなロングスローからゴール前でHavard Nielsenにボレーで合わせられ、0-1に。その後、42分にフォルトゥナが好機を逃すと、反対にHannoverにチャンスをものにされてしまう。Fabian KunzeのロングボールからHendrik Weydandtに抜け出され、Kastenmeierと1対1のシーンになると、WeydandtはKastenmeieの位置を確認し、身方のCedric Teuchertに横パス。最後はTeuchertが無人のゴールに流し込み、0-2に (43分)。
後半:フォルトゥナの猛攻
後半は少し時間を要したものの、時間が経つにつれてフォルトゥナが流れを掴み、猛攻を仕掛けていく。まず、コーナーキックからChristoph Klarerが頭で合わせるも、ここはゴールライン上で相手DFがクリア (66分)。その後、途中交代で入ったPetersonとIyohaが立て続けにゴールを狙うも、ここも2014年にドイツがW杯王者に輝いた時のメンバーでもある相手の守護神Zielerが立ちはだかる (68分)。
Zieler、Zieler、Zieler…
フォルトゥナの猛攻は続き、アペルカンプのクロスに”Emma”が合わせたヘディングシュートはポストを直撃 (71分)。その直後、Matthias Zimmermann (72分)のミドルシュート、Iyohaのヘディングシュート (73分)もZielerが好セーブを見せる。一方、Hannoverがチャンスを作り出したのは試合終盤になってからで、Maximilian Beierがゴール前に抜け出すも、ここはフォルトゥナの守護神が好セーブを見せ、追加点を許さない (81分)。そして、Benjamin Böckleが0-3となるピンチを防くと、逆にフォルトゥナのMarcel Mansfeldがゴールを狙うも、Zielerの前にゴールネットを揺らすことができず (86分、90分+3)。こうして、フォルトゥナは多くのチャンスを作り出しながらもゴールが奪えず、0-2のままタイムアップを迎えた。
Kaiserslauternとの前半戦最終節
11月11日(金)、長いウィンターブレイク前最後の公式戦で、フォルトゥナはホームのMerkur Spiel-Arenaにて1. FC Kaiserslauternと対戦する (18:30キックオフ)。