第14節・Holstein Kiel vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナが再びアウェーで勝利
10日間でアウェー3試合、10日間でアウェー3連勝!土曜日にHolstein Kielと対戦したフォルトゥナは、アペルカンプ真大とDawid Kownackiの得点で2-1で勝利を挙げ、貴重な勝ち点3を獲得した。
スターティングメンバー:Never chenge…
… a winning team!フォルトゥナのDaniel Thioune監督は、前節に2-0で勝利したKarlsruhe戦と同じメンバーでKielとの一戦に臨んだ。ただ、システムは少し変更を加え、ディフェンスの際は4バック、1トップの形にし、Emmanuel IyohaとKristoffer Petersonをサイドハーフに配置。また、前節は怪我で欠場していたFelix KlausとJorrit Hendrixがベンチ入りを果たした。
前半:序盤は一進一退の攻防に
試合立ち上がりは一進一退の攻防となり、フォルトゥナはPeterson (3分)と田中碧 (5分)がシュートを放っていくも、最初のビッグチャンスはKielに。Fabian Reeseからのクロスに、元フォルトゥナのSteven Skrzybskiにフリーでヘディングシュートを放たれるも、ここはFlorian Kastenmeierがスーパーセーブを見せピンチを逃れる (6分)。その後はフォルトゥナがゲームの主導権を握る展開となり、まずPetersonが放ったシュートは僅かにゴール左へ (7分)。その直後、再びスウェーデン人アタッカーがシュートを放ち、相手GKが弾いたところにIyohaが詰めるも、最後のシュートは惜しくもゴールの枠を捉えられない (9分)。続く14分には、 コーナーキックからTim Oberdorfがボレーシュートを放つも、ここは相手GKの好セーブに阻まれる。
アペルカンプが先制点をマーク
激しい立ち上がりの後、両チームともにディフェンスを固めていく。そんな中、Kwasi Okyere WriedtがフォルトゥナのDFラインの裏に抜け出しチャンスを迎えるも、ここはChristoph Klarerが素晴らしいスライングタックルでシュートをブロック (30分)。すると前半終了間際、フォルトゥナが先制点を奪って見せる。再びPetersonが右サイドを突破し、サイドから折り返したところに、アペルカンプ真大が技ありシュートでゴールネットを揺らして1-0に (42分)。こうして、フォルトゥナが1点リードでハーフタイムへ。
後半:Holsteinの猛攻
前半45分はフォルトゥナが優勢に試合を進めていたものの、後半はKielがスタジアムに駆けつけた12,696人のファンの後押しと共に猛攻を仕掛けてくる。多くのチャンスを作り出されると、ついに70分に同点に追いつかれてしまう。フォルトゥナのゴール前で混戦になると、最後は現在2部リーグの得点ランキング1位を走るSkrzybskiのもとにボールが渡り、ミドルシュートを決められ試合は振り出しに。
奪ったPKを自ら決めたKownacki
同点弾を決めて勢いに乗ったKielがさらにチャンスを作り出し、フォルトゥナDFの裏へ抜け出したReeseにシュートを放たれるも、ここはゴール右へ逸れていく (75分)。それでも追加点を奪ったのはフォルトゥナだった。Dawid Kownackiが相手のペナルティエリア内で倒され、VARの結果、フォルトゥナがPKを獲得。そして、このPKをKownackiが自ら決めて1-2に (82分)。その後、Marcel Sobottkaが2枚目のイエローカードを受け、レッドカードの退場処分となったものの、最後までリードを守り切ったフォルトゥナが、アウェーで貴重な勝ち点3を掴み取ることに成功した。
来週はSt. Pauliとのホームゲーム
10日間でアウェー3連勝を収めたフォルトゥナは次節、11月5日(土)にホームのMerkur Spiel-ArenaにてFC St. Pauliを迎え撃つ (13:00キックオフ)。