デビュー、初のドッペルパック、記録達成!
Karlsruhe戦での5つの要点をチェック
フォルトゥナはKarlsruheとのアウェー戦に2-0で勝利し、最高の形で南ドイツでの連戦を締め括った。デュッセルドルフは数日の間にアウェーで2連勝を挙げ、Wildparkでは貴重な勝ち点3を獲得。ここでは、そんなKalsruhe戦での5つの要点をチェックしていく。
1.Petersonが初のドッペルパック
”何度でも立ち上がる男” Kristoffer Petersonが、先週の2試合でまるで別人かのような素晴らしいパフォーマンスを発揮。Regensburgでのゴールに続き、Karlsruheでもフォルトゥナで初となるドッペルパックをマークし、説得力のあるプレーを見せつけた。今シーズンここまで、ドイツ杯の2試合でしか得点を挙げられていなかったサイドアタッカーにとって、Wildparkでのこのゴールは2021年8月以来となるリーグ戦での得点となった。是非この調子で引き続き得点を量産してほしいところだ。
2.Bodzekが300試合出場を達成
負傷者やポジションの関係で、現在U23チームに所属するフォルトゥナのベテラン選手Adam Bodzekがトップチームに帯同していたことも、先週の成功における1つのストーリーであることは間違いない。”ボッツェ”ことBodzekがKarlsruhe戦でフォルトゥナファンからの大きな歓声と共にピッチに立った際、37歳のベテランMFはフォルトゥナでの300試合出場を達成。Bodzekはデュッセルドルフにて2部リーグで204試合、ブンデスリーガで78試合、ドイツ杯で16試合、そして決して忘れられないHertha BSCとの入れ替え戦2試合に出場していた。途中交代でピッチに入った際、ファンから”ボッツェ”コールが起こったことに対して、本人は「ブーイングされるよりも遥かに良いですね」と笑顔でコメントしていた。
3.Böckleがデビュー
Adam Bodzekにとって300試合出場となったこの試合、Benjamin Böckleにとっては2部リーグ初出場となった。夏にフォルトゥナに加入し、しばらくの間怪我で欠場していた左サイドバックが、日曜日に行われた2部リーグの第13節でフォルトゥナでのデビューを飾ることに。ちなみにBöckleはこれまで、ドイツ杯第1回戦のOffenbach戦とセカンドチームで3試合に出場していた。ブンデスリーガ2部へようこそ、Benni!
4.好パフォーマンスを発揮し、記録を目前にするKastenmeier
この日、素晴らしいパフォーマンスを見せたFlorian Kastenmeierは、今週土曜日にフォルトゥナでの100試合出場を達成する可能性が高い。Regensburg戦とKarlsruhe戦を無失点に抑えたフォルトゥナの守護神は、現在デュッセルドルフで99試合に出場している。なお、今絶好調の”フロー”ことKastenmeierは今週、今年4月以来初めての2試合連続無失点を記録した。
5.次節の相手は順位が隣同士のチーム
フォルトゥナは前節まで、Karlsruheと同じく勝ち点17ポイントを獲得していた。そして不思議なことに、次節の対戦相手であるHolstein Kielも現在フォルトゥナと全く同じ勝ち点20ポイントを獲得している。順位表では、前節Darmstadtに引き分けた”Störchen”ことKiel (7位)に対し、アウェーで勝利したフォルトゥナ (6位)が得失点差で一つ上回っている。もし、フォルトゥナがKiel戦で勝ち点3を獲得すれば、1週間半でアウェー3連勝を掴み取ることとなる。Regensburg戦の前にこれが可能だと信じていたのは、おそらく楽観的なフォルトゥナファンだけだっただろう。