Hofmannが去った後も好調のチーム
対戦相手チェック:KARLSRUHER SC
イングリッシュウィークではここまで良い結果を残せていないKarlsruher SC。フォルトゥナは10月23日(日)、そんなKSCとのアウェー戦に臨む (13:30キックオフ)。ここでは、今週日曜日の対戦相手をチェックしていく。
悔しい敗戦、それでも良い順位をキープ
ここ数日、Christian Eichner監督率いるKarlsruher SCは運から見放されていると言える。首位Darmstadtとの一戦では、1-0でリードを奪ったものの、試合終了間際に1-2とされ逆転負け。さらに、水曜日に行われたドイツ杯第2回戦でSV Sandhausenと対戦したKSCは、2点ビハインドから同点に追いついたものの、最終的にはPK戦の末、敗退していた。
Hofmannが去った後のチーム作りに成功
このところ不運な敗戦が続いてはいるものの、多くのことは上手く進んでいる。KSCは長年チームに所属していたエースストライカーのPhilipp Hofmann (104試合で52得点)が移籍しただけでなく、負傷者を出したことで最初の数試合はセンターバックのポジションに問題を抱えていたにも関わらず、今シーズン第12節を終えた時点で勝ち点17ポイントを獲得し、順位は8位 (フォルトゥナと1ゴール差)につけている。Hofmannがクラブを去ったことで、Christian Eichner監督はこれまでと戦い方を変え、現在は2トップにし、中盤はダイヤモンド型に変更。昨シーズンまではターゲットのHofmannにロングボールを入れることが多かったが、今季のKarlsruheは11人の選手が得点を挙げていることからもわかるように、バリエーションが豊富で予測不可能な攻撃を仕掛けてくる。
WanitzekとSchleusener
その中でも攻撃の中心となるのが、KSCの象徴とも言える選手のMarvin Wanitzeだ。29歳のMFは非常にテクニックに長けており、今季すでに5得点3アシストをマークしている。また、アタッカーのFabian Schleusenerもリーグ戦ここ3試合連続でゴールを決めている。さらに、中盤のトップタレントTim Breithauptや、新しいセンターバックコンビのMarcel FrankeとStephan Ambrosiusも非常に安定したパフォーマンスを見せている。だからこそ、フォルトゥナにとって簡単な試合にはならない。それでもフォルトゥナは難しいアウェー戦でも、最初から集中したパフォーマンスを発揮することで良い結果を残せることをRegensburgで証明している。