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2022/10/11 | ニュース

OliがNLZでの仕事を開始!

元プロ選手のOliver Finkがユースアカデミーセンターでの仕事をスタート

フォルトゥナのトップチームで273試合に出場し、キャリアの最後にはU23チームの盟主としてレギオナルリーガで57試合に出場したOliver Fink。現在40歳の”Finki”ことFinkが今日、ユースアカデミーセンターのスタッフとして仕事をスタートさせた。

NLZのFrank Schaeferダイレクターから「ようこそ!」の言葉で迎えられ、新しい仕事仲間と朝食を共にした後、Oliver Finkは練習場へ。そんなFinkにとって火曜日の朝は、ユースアカデミーセンターのスタッフとしての最初の勤務日となった。

 

現在は秋休み中ということもあり、U9からU11までのチームが10:00にトレーニングを実施していた。その際、NLZ (ユースアカデミーセンター)の基礎年代のコーディネーターであるJeremie BootzがFinkにクラブ基礎年代におけるフォルトゥナのコンセプトを説明。練習を見たFinkは「この年齢ですでにここまでできるのは驚きです」と感心を口にしていた。

 

こうして、ここ数カ月は意図的にサッカーから離れていたFinkが今、新たな役割で仕事に復帰。最初はユースアカデミーセンターのあらゆる分野を経験し、その後に明確な役割を与えられることとなる。確かなこととして、フォルトゥナの元キャプテンでもあるFinkが、これまでこのクラブで長年に渡りプレーしてきたような姿勢で新しい仕事にも模範的に取り組んでくれれば、ユースアカデミーセンターにとって素晴らしい仲間が加わることに間違いない。

 

そんな勤務日初日、フォルトゥナはOliver Finkにインタビューを行った。

Oli、我々は数ヶ月前にPaul-Janes-Stadionであなたの現役引退を祝いました。その後の時間、どう過ごしていましたか?

「非常に良い時間を過ごしました。少しサッカーから離れたことで、他のことをする時間やゆとりができ、リフレッシュできました。しかし、この数カ月間で、自分がこの35年間、毎日ピッチの上でサッカーだけをしてきたんだということに気付かされました。だからこそ、今またピッチに戻れることを嬉しく思います」

 

まだ自分自身でも100%はわかっていないかもしれませんが、NLZでの新しい役割・日常をどう考えていますか?

「私自身もまだ正確にはわかりません。しかし、私の専門はもちろんスポーツの分野です。そこで一番経験を積んできましたし、若い選手たちにいろいろなことを教えたり、伝えていけると思っています」

 

U23チームの選手としてすでに少し知っているユースアカデミーセンターで、どのように受け入れられましたか?

「とても気持ち良く受け入れてもらえています。みんなの仕事に込める想いが伝わってきます。ここなら自分のアイデアを上手く共有でき、本当に良い雰囲気の中で仕事ができるという感覚があります。朝食の席でもたくさんの笑いがある和やかな雰囲気でした。早く簡単に分かり合える、それがスポーツの世界です」

 

フォルトゥナで長く活躍した元プロ選手が、現役引退後に新たな役割でクラブのために働くという例は、ここ最近多いケースになっています。例えば、U19チームの監督にはJens Langeneke、U23チームのコーチには”Lumpi“ Lambertz、スポーツダイレクターにはChristian Weber、マーケティングチームにはAxel Bellinghausenが就任しています。この形に大きな意味があるのはなぜですか?

「元選手は、新しい役割を担うことでクラブに付加価値を与えることができると思います。ただ、フォルトゥナで長くプレーしていたからというだけで雇用するのではなく、新しい役割を担ってクラブで働く人は皆、その分野の資格とスキルを持っていることが重要です。”選手としての経験”と”新たな役割のスキル”、この2つが揃ったとき、両者にとって大きな価値を見出します」

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