BÖLLENFALLTORでのアウェー戦へ
対戦相手チェック:SV DARMSTADT 98
2位と4位が激突:10月8日(土)、フォルトゥナはアウェーにてSV Darmstadt 98とのトップゲームに臨む(13:00キックオフ)。この一戦は、アウェーでの3試合連続未勝利を覆したいフォルトゥナと、無敗記録を更新している”Lilien”との対戦となる。
SV Darmstadt 98はシーズン開幕から第10節を終えた時点で、勝ち点21ポイントを獲得しており、現在首位のHSVと3ポイント差の2位につけている。また、19得点11失点という数字はブンデスリーガ2部で3番目に良い数字となっており、前節アウェーでSC Paderbornに2-1で勝利を収めた”Lilien”は、今季ここまでのホームゲームでは全勝している。さらにDarmstadtは今季ここまで1敗しか喫しておらず (第1節のRegensburg戦で0-2の黒星)、リーグ戦9試合無敗をキープしている。
ストライカー、スピードスター、フィジカル
Darmstadtは2021/22シーズンに惜しくも昇格を逃したものの、昨年所属していた選手たちはほとんどチームにとどまり、そのチームとしての纏りがピッチの上にもはっきりと表れている。Torsten Lieberknecht監督は3-4-1-2システムを起用し、各ポイントにチームの重要な柱となる選手を配置している。その中には、ストライカーのPhillip Tietz (ここまで5得点)、スピードを武器とし現在好調なBraydon Manu (ここまで4得点3アシスト、トップスピード34 km/h)、ここまで6アシストをマークしているTobias Kempeなどが所属。また、サイドハーフにはキャプテンのFabian HollandとMatthias Baderという、運動量が豊富で攻撃力のある2人。センターバックにはPatric Pfeiffer (1.96m)とChristoph Zimmermann (1.94m)という、非常にフィジカルの強い選手が揃っている。それでも、”Lilien”にとって主力選手のKlaus Gjasulaが負傷で数週間出場できないのは痛手と言えるだろう。
デュエルの強さ
攻撃的なサッカーが目立つものの、Darmstadtは攻撃面だけが特徴な訳ではなく、ブンデスリーガ2部で生き残るために必要な”強さ”も持ち合わせている。例えば、今シーズンでDarmstadt (1,091回)よりデュエル勝利数が多いチームは他にない。前節のSC Paderborn戦でも激しいプレーで常に相手にプレッシャーを掛け続け、最終的に成功を収めていた。今週土曜日、フォルトゥナは前節で見せたような素晴らしいパフォーマンスを発揮し、相手の無敗記録をここで途切れさせたいところだ。
相性の良い相手”Lilien”
フォルトゥナはここ最近、Darmstadtを相手に良い結果を残している。 昨シーズン、デュッセルドルフは”Lilien”に対して2試合とも白星を挙げていた。前期、フォルトゥナはアウェーのBöllenfalltorにて3-1で勝利し、昨季の第33節にはホームで2-1で勝利を収め、Darmstadtにとってはこれが昨シーズンにブンデスリーガ昇格に届かなかった決め手の1つとなっていた。また、ここ30年の間に対戦した10試合のうち9試合にフォルトゥナが勝利しており、今週土曜日もこの非常に素晴らしい記録の更新を狙う。