第10節・Fortuna Düsseldorf vs Arminia Bielefeld
4-1!フォルトゥナがBIELEFELDに快勝
土曜日の午後、フォルトゥナはホームでArminia Bielefeldと対戦し、4-1で快勝を収めた。試合は前半、アペルカンプ真大のゴールでフォルトゥナが先制するも、Robin HackにPKを決められ試合は振り出しに。しかし、後半に入り田中碧の今季初ゴールで勝ち越すと、そこからアペルカンプの2点目、そしてTim Oberdorfが追加点を奪い、最終的には4-1でフォルトゥナが勝ち点3を掴み取ることに成功した。
スターティングメンバー:De Wijsがスタメンに復帰!
このホームゲームの前、Daniel Thioune監督は負傷者の多さに悩まされていた。一方で朗報もあり、出場が危ぶまれていたFlorian KastenmeierとDawid Kownackiが先発で出場。また、負傷離脱していたJordy de Wijsもスタメンに復帰。それ以外はHSV戦のスタメンからEmmanuel IyohaがKristoffer Petersonに代わって先発に名を連ねた。
前半:良い立ち上がりを見せたフォルトゥナ
試合立ち上がりからホームのフォルトゥナがArminenに圧力を掛け、ゲームの主導権を握る展開に。するとDe Wijsと田中碧がゴール前でフリーの場面を迎えるも、ここは両者がお互いに譲り合う形になり、シュートを打つことができない (5分)。続く14分には、右サイドを抜け出した田中がゴール前に鋭いクロスを入れるも、ここは僅かに味方の選手に合わず。さらに、フォルトゥナにビッグチャンスが訪れる。Iyohaの突破から、最後はFelix Klausがシュートを放つも、このシュートは僅かにゴール右へ逸れていく (16分)。 その数分後には、Dawid Kownackiがゴールを狙うも、このシュートもゴールの枠を捉えられない (19分)。
アペルカンプの先制弾、Hackが試合を振り出しに
すると21分、フォルトゥナに先制点が生まれる。Michal Karbownikからの素晴らしいクロスに、ゴール前へ走り込んだアペルカンプが技ありダイレクトシュートでゴールネットを揺らして1-0に。そこからもフォルトゥナが試合の主導権を握る展開が続くも、32分にフォルトゥナの右サイドを突破されると、ペナルティエリア内でChristoph KlarerがMarc Rzatkowskiを倒してしまい、PKを献上。そしてこのPKをRobin Hackに決められ試合は振り出しに (34分)。そこからフォルトゥナは反撃を仕掛けるも決定的なチャンスを作れず、1-1のままハーフタイムへ。
後半:田中の今季初ゴールで好スタート
後半もフォルトゥナが素晴らしいスタートを切る。相手が後半最初のチャンスを逃すと (46分)、逆に田中がチャンスをものにして見せる。Iyohaが多くの選手を寄せ付け、アペルカンプにパス。そしてアペルカンプからのクロスに、日本代表MFがゴール前で押し込み、今季初ゴールをマークして2-1と勝ち越しに成功 (47分)。このゴールでフォルトゥナはさらに勢い付き、次々にチャンスを作り出していく。Felix Klausのミドルシュートはポストを直撃し (56分)、角度のないところから放ったIyohaのシュートは相手GKがセーブ (64分)。
アペルカンプの華麗なループシュート、Oberdorfのヘディング
そんな中、フォルトゥナが追加点を奪って見せる。Klausが右サイドから中央のKownacki にパスを送ると、Kownackiがヒールキックでアペルカンプへラストパス。そして最後はアペルカンプが華麗なループシュートを決め、ドッペルパックをマークして3-1に。それでもフォルトゥナは攻撃の手を緩めず、76分にはコーナーキックからTim Oberdorfがヘディングで合わせ、プロ初ゴールをマーク。その後、若手選手のElione Fernandes Netoが5点目を決めるチャンスを迎え、試合終了間際にはブンデスリーガ2部デビューを飾ったNiko Vukancicの素晴らしいサイドチェンジから、Kownackiがチャンスを迎えたものの、ゴールを奪うまでには至らず、4-1のままで試合終了を迎えた。
次節はDarmstadtとのトップゲーム
この勝利でフォルトゥナは現時点でリーグ4位に浮上。次節は10月8日(土)、アウェーのBöllenfalltorにて現在リーグ2位のSV Darmstadt 98とのトップゲームに臨む (13:00キックオフ)。