HACKは好調も、アウェーで未だ勝利を掴めていないチーム

対戦相手チェック：ARMINIA BIELEFELD

フォルトゥナ・デュッセルドルフとArminia Bielefeldは、60年以上に渡り何度も対戦している伝統クラブで、戦績ではフォルトゥナが勝ち越している。そんな両クラブが10月1日、13:00キックオフで再び激突。ここでは、今週土曜日にデュッセルドルフで行われる一戦の対戦相手をチェックしていく。

不調なシーズンスタートからの巻き返し

昨季ブンデスリーガから降格したBielefeldは、4連敗で今シーズンをスタートさせた。しかしそれ以来、Arminiaは調子を巻き返してきている。過去5試合、彼らは1敗しか喫していない。2試合は勝利 (Braunschweig戦に4-1、Kiel戦に4-2)、他の2試合は引き分けに終わっていた。それでも、順位は14位と期待を下回っている。

 

好調のRobin Hack

そんな中でもチームで好調をキープしているのがRobin Hackだ。BielefeldはHackが得点を挙げた試合で必ず勝ち点を獲得している。彼はここ5試合で4得点2アシストを記録しており、前節のHolstein Kiel戦では1得点2アシストとスコアラーポイント3点を記録し、ホームでの勝利 (4-2)に貢献していた。また、Bielefeldにはその他にもフィジカルの強いアタッカーのJanni Serra、ディフェンスリーダーのOliver Hüsing、素晴らしいテクニックを持つサイドハーフの奥川雅也などが所属している。Arminiaが現在リーグで下位に低迷している現状は、チームのクオリティに比例していないと言えるだろう。

 

戦績ではフォルトゥナが優勢

これまでの戦績を見ると、フォルトゥナが優勢であることは間違いない。フォルトゥナは過去のホームゲーム6試合でArminiaに勝利を収めており、得失点差も16:4と明確な数字を記録している。さらに、この6試合の内、フォルトゥナは4試合を無得点に抑えていた。また、Bielefeldは今季アウェーで未だ勝利を挙げられていない。フォルトゥナからすれば、デュッセルドルフでの試合後も、Daniel Scherning新監督 (数日前にUli Forteの後任として就任)のチームにこの状態を継続させたいところだ。