フォルトゥナの会員が小さなぬいぐるみを制作
クリスマスシーズンでの寄付キャンペーン
病気を抱える子どもや若者のため、クリスマスシーズンに寄付キャンペーンを行っている長年フォルトゥナファンであるHelga Kastner氏。彼女は針と糸だけで小さなぬいぐるみを制作し、それを小額で販売して寄付金を集めている。
Helga Kastner氏は来年、Flingernの伝統クラブの会員として10周年を迎える。しかし、彼女はフォルトゥナが1960年代にレギオナルリーガ・ウェストに所属していた時からのファンで、ドイツ杯優勝を2回ともスタジアムで経験している。そんな彼女は今でのクラブと密接な関係にあり、フォルトゥナと共に素晴らしいものを生み出し続けている。
Helga Kastner氏は昨年にもかぎ針編みの技術でフォルトゥナのロゴが入った可愛い”コロナ抗体マスコット”を制作し、寄付への呼びかけを行なっていた。そんなHelga Kastner氏が今年もクリスマスシーズンに向けて約80体のぬいぐるみを制作。しかし、需要の高さからこの数では足りなかったため、さらに多くの数のぬいぐるみを制作しなければならず、今では100体以上のぬいぐるみを制作しているという。
Helga Kastner氏の編むぬいぐるみは、高さが5〜10cmほどで手のひらにすっぽり収まるサイズで、彼女はサンタさんや天使、雪だるま、犬、トナカイなど、いくつかの ”モチーフ”をマスターしており、これらの様々な小さいぬいぐるみをフォルトゥナデザインに仕上げている。
最低寄付額はHelga Kastner氏が1つの小さなぬいぐるみを編むのに費やす労力によって決まり、原則として10から20ユーロで「特に18,95ユーロの寄付金が人気です」と話す彼女は、このキャンペーンに協力してくれているフォルトゥナファンに対して「本当に気前の良い方が多いです」と述べている。なお、この寄付キャンペーンは先週月曜日 (12月6日)まで行われていたが、興味のある人はHelga Kastner氏に連絡し、かぎ針編みのぬいぐるみを依頼することが可能となっている。なお、この素晴らしいクリスマスキャンペーンの収益は、デュッセルドルフのAmbulanten Kinder- und Jugendhospizdienst Düsseldorf (AKHD:デュッセルドルフの小児外来ホスピスサービス)に寄付される。まだ正確な金額は確定していないものの、Helga Kastner氏は1,500ユーロ以上になると見積もっており、この金額はAKHDにとって非常に嬉しい寄付金となることは間違いないだろう。



