「完璧な準備ができている」

記者会見：SANDHAUSENとのシーズン開幕戦を前にしたCHRISTIAN PREUSSER監督のコメント

7月25日(日)、フォルトゥナはSV Sandhausenとのアウェーゲームで今シーズンをスタートさせる (13:30キックオフ)。そんなシーズン開幕戦を前に、金曜日の午後に行われた記者会見で記者からの質問に答えたChristian Preußer新監督の重要なコメントは以下の通り。

Christian Preußer監督が…

 

…シーズン開幕への期待感と緊張感について：

「私はこれまでにもいくつかのシーズンを経験してきました。いつも通りの大きな期待感とポジティブな緊張感があります。我々はしっかりと準備をしてきましたが、もちろん自分たちが今100％どの位置にいるのかはまだわかりません。今日行われる2部リーグ開幕戦と明日の試合を見て、他のチームの第一印象を確認します」

 

…スターティングメンバーの決定について：

「5週間のプレシーズンを終えたばかりなので難しい決断になります。Sandhausen戦でのスターティングイレブンは、選手たちにとって最初の中間評価となります。1つ、2つのポジションはまだ空いているので、最終的な決定は試合前のトレーニングまで待ちたいと思います」

 

…プレシーズンについて：

「プレシーズンでは、主に我々の攻撃的な戦術やプレッシング、プレスの掛け方など、基本的なことを確認しました。ここ数日はSandhausenにフォーカスしたトレーニングを行っていますが、セットプレーや試合の流れが重要な役割を果たすことになるでしょう。その中でももちろん自分たちがやってきたことを発揮したいと思っています」

 

…SV Sandhausenについて：

「我々はプレシーズン中にSandhausenをチェックしていました。彼らは非常に多くの選手が入れ替わっており、実際にスターティングメンバーは7、8人が新加入の選手になると予想しています。チームにはすでにいくつかのビデオを見せており、コーチ陣とビデオ分析の担当者の連携が非常に上手くいっているので、完璧な準備ができています」

 

…相手のプレースタイルについて：

「Sandhausenは3バックのシステムで来る可能性があります。いずれにしても、彼らはゾーンではなく対人で守備を行うので、我々は1対1で負けない必要があります。また、彼らのセットプレーには気をつけなければなりません」

 

…自分たちのプレースタイルについて：

「どのシステムで試合に臨むかはまだ決めていません。良い点は、いくつかのシステムに対応できるようプレシーズンで基盤を築けたことです。また、相手に関係なく、我々の目標とするサッカーは勇気を持って攻撃的にどんどんペナルティエリアに入っていくことです。我々はそれを選手たちに要求しています」

 

…センターバックについて：

「Christoph KlarerとDragos NedelcuはLeuven 戦で初めてセンターバックのコンビを組みました。Dragosはすでに勤勉にドイツ語を学んでいるので、我々はとても助かっています。しかし、他の選択肢としてAdam Bodzekを最終ラインの中央でプレーさせるというオプションなどもあります」

 

…シーズン目標について：

「我々はこれまでも移籍期間の終了後に自分たちのメンバーや周りのチームのメンバーを見てから答えたいと述べてきました。そしてその期間はまだ終わっておらず、我々もまだ補強する選手を探している状況です。この数週間、リーグのライバルとなるチームのテストマッチをたくさん見ましたが、我々は上位争いに食い込みたいと思っています。それが我々に要求されていることです。それと同時に、このリーグには他にも7、8チームが大望を抱いているということも知っておかなければなりません」

 

…アペルカンプ真大について：

「彼が早い段階で契約を延長したことは大きなシグナルです。シンタはフォルトゥナを家族と言っていましたが、これは本当に素晴らしいことだと思います。彼とは何度も話し合いましたし、我々にとって重要な存在になるでしょう。彼は気楽でありながら集中力があるので、これからも精進してくれると思います」

 

…Dawid Kownackiについて：

「Dawid Kownackiはすでに一つのオプションです。欧州選手権のため3、4週間はトレーニングを欠席していましたが、我々は並行して彼のコンディションを整えています。また彼はトレーニング後も別メニューをこなし、周りに追いつくための努力を続けています。ちなみに、彼はすでに今週末にプレーできるコンディションでチームに合流しています」

 

…キャプテンについて：

「我々はつい最近、選手協議会とキャプテンを決定しました。キャプテンに関しては、Adam Bodzekがピッチに立つ頻度が決定的な部分ではありません。彼はピッチ内でもピッチ外でも先頭に立つ存在です。彼はチームとのコンタクトを取る上で監督・コーチ陣にとって理想的な存在です。Adamが試合に出場しない時は、Marcel Sobottkaが代理でキャプテンマークをつけることとなります。”Cello”も同じくピッチの内外を問わず、このチームにとって非常に重要な存在であり、良い副キャプテンです」

 

…コロナパンデミックでのワクチン接種について：

「ブンデスリーガ2部と3部リーグのコロナ事例は把握しており、選手たちもさらに敏感になっています。我々はマスク着用義務など、今でも厳しいルールに従っています。我々はこの状況を真摯に受け止め、一人一人が責任を持って行動しなければなりません。しかし、ワクチン接種を受けるかどうかに関しては、選手やチームスタッフの個人的な判断であることに変わりありません」