Bericht

2021/07/20 | ニュース

降格争いを繰り返さない

対戦相手チェック:降格の心配のないシーズンを望むSV SANDHAUSEN

昨季の2020/21シーズン、10勝で勝ち点34ポイント獲得に終わったSV Sandhausenは、最終節でなんとかブンデスリーガ2部残留を成し遂げていた。そして今シーズン、クラブ首脳陣が目標に掲げているのは、再び最後の最後まで降格争いを繰り返さないことだ。ここでは、今週日曜日に行われるシーズン開幕戦 (13:30キックオフ) の対戦相手をチェックしていく。

怒りと安堵

Jürgen Machmeyer会長は、昨シーズンの最終戦でBochumに敗れたにもかかわらず、なんとかブンデスリーガ2部残留を決めた後「今シーズンはこれまでで最も悪いシーズンでした。ネガティブなものが全て出てしまいました。通常ならこのようなシーズンでは降格します」と明確なコメントを残していた。そして今、Sandhausenは2部リーグ10回目のシーズンを迎えようとしているが、これが最後となってはならない。Sport-Kurier Mannheim紙のインタビューに応じたMikayil Kabacaスポーツダイレクターは「我々の目標はできるだけ早く勝ち点40ポイントを獲得し、降格の心配のないシーズンにすることです」とコメントしている。

 

Kleppinger監督とKulovits監督

昨シーズンなんとかリーグ残留を果たし、今季”降格の心配のないシーズン”を目指して戦うのが、お馴染みのGerhard Kleppinger監督とStefan Kulovits監督のコンビだ。最初はコーチとして、その後は次の監督が決まるまでの代理監督としてチームを率いていた2人が、初の監督コンビとして今シーズンを迎えることとなる。昨シーズン、Kleppinger監督とKulovits監督は3-4-1-2のシステムでチームを構成することが多かったが、今シーズンに向けて新たなシステムを導入しているかどうかは日曜日にわかることとなる。

 

痛恨の移籍と期待の新加入

この夏、Kevin Behrensがブンデスリーガ1部のUnion Berlinに移籍したことで、Sandhausenはトップストライカーを失っている。Behrensは昨シーズンにチームが挙げた41ゴールのうち13ゴールをマークしていた。これにより、昨シーズン12ゴールをマークしたDaniel Keita-Ruelへの期待が大きくなっている。ちなみに、それ以外に昨季2ゴール以上を記録した選手は存在しない。しかし、Sandhausenは今夏に2人の新加入選手を獲得しており、昨シーズンErzgebirge Aueで12ゴールをマークしていたPascal TestroetとブンデスリーガのArminia BielefeldからCebio Soukouが、Keita-Ruelと共に攻撃を牽引することとなるだろう。

2025 © Düsseldorfer Turn- und Sportverein Fortuna 1895 e.V. Friday, 26. December 2025 um 04:50 | Imprint | Data Protection | Cookie-Settings