Bericht

2021/07/11 | ニュース

「決勝戦だからといって何かを変えてはいけない」

KLAUS ALLOFS役員が欧州選手権2020決勝戦についてのショートインタビューに登場

今日、数時間後にはWembley-Stadionにてイタリア代表対イングランド代表の決勝戦が行われ、2020年の欧州チャンピオンが誕生する。そこでフォルトゥナ編集部が今回、最終的にタイトルを獲得するのはどちらなのかという質問を、欧州選手権での勝ち方をよく知るクラブ首脳陣のKlaus Allofs役員に聞いた。

Klaus Allofs役員、欧州選手権2020の決勝戦が今夜行われます。あなたは1980年に欧州選手権決勝戦のピッチに立っていましたが、今日決勝戦のピッチに立つ選手たちの気持ちや感情を説明してくれますか?

「このような決勝戦はもちろん非常に特別なものです。イングランド代表とイタリア代表は共にこの大会で素晴らしい戦いを見せ、タイトル獲得を望んでいます。選手たちはもちろん緊張していると思いますが、それと共に期待感や多幸感も感じているはずです」

 

1980年の欧州選手権決勝戦、あなたはドイツ代表としてベルギー代表と対戦し、2-1で勝利を収めました。そしてこれはドイツにとって2度目の欧州選手権タイトルとなりました。さらにその6年後、あなたはワールドカップ決勝のアルゼンチン戦にも出場しています。残念ながら、その試合は2-3で敗北を喫しました。自身の経験から、このような大きな大会において、プレー面や精神面で重要なものは何なのでしょうか?

「大会の終盤は疲れ切っているからこそ、もう一度集中力を高め、これまでの試合で見せた自分たちのサッカーの強みをピッチで表現することが重要になります。決勝戦だからといって、その多幸感や期待感から急に何かを変えてはいけません。些細なことでも、正しい判断をすることが勝敗を分けます」

 

今回の欧州チャンピオンになるのはイタリア代表ですか、それともイングランド代表ですか?

「非常に難しい質問ですね。両チームともに、大会中にチームとして成長しています。これまでの試合を見る限り、理由なくこれだけ長い間無敗を続けているわけではないイタリア代表が有利かと思いますが、ホームのアドバンテージを軽視することはできません。だからこそ今日、私はイングランドが欧州チャンピオンになると思います」

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