「プラン通りに進んでいるが、まだやるべきことがある」
CHRISTIAN PREUSSER監督がトレーニングキャンプを総括
2部リーグでのシーズンを成功させるための基礎づくりとなるオーストリアでのハードな1週間のトレーニングキャンプが終了。Christian Preußer新監督にとって、このバート・レオンフェルデンでの日々は非常に濃密な時間となり、選手やチームスタッフをよりよく知ることだけでなく、自分が持つサッカーのアイデアを選手たちに伝えることも重要な課題となった。ここでは、オーストリアを出発する直前にPreußer監督が述べた最も重要な発言を紹介していく。
Christian Preußer監督が…
…キャンプの目的について
「最も重要なことはお互いのことを知れたことであり、そのために良い1週間となりました。選手1人1人とはもちろん、チームスタッフチームのメンバーともじっくりと話し合うことができましたし、チーム全体としての仕事は素晴らしいものでした」
…テストマッチの結果について
「Limassol戦の2-2は悔しい結果となりました。我々は良いパフォーマンスを見せ、多くのことが上手く機能していましたからね。しかし、まだ改善の余地があります。キャンプでのテストマッチの結果は評価のひとつであり、全体的に満足できるものではありませんでした」
…失点数について
「2試合で4失点は多すぎます。Limassol戦での2つのPKについては不必要でした。あのような状況では、それほど積極的なディフェンスをしてはいけません」
…良かったことについて
「3トップでプレーすることが多かった中で、すでに上手く機能していたことです。例えばプレッシングなど、いくつかの部分で良い場面が見れました。チームは良いキャラクターを持っており、新加入選手をしっかりと受け入れてくれています。全体的にはプラン通りに進んでいますが、まだやるべきことがあります」
…改善しなけければならない部分について
「コンパクトに保つこととカウンターの際のカバーリングの2つがこれからの課題です。また、テストマッチでは不必要なボールロストが多々見られたので、ボールを失わないようにすることも必要となります。」
…キャプテンについて
「チームがキャプテンを指名するのか、それとも私が指名するのかはまだ決まっていません。遅くともリーグ開幕戦までに、早ければ来週中にはキャプテンを発表する予定です」
…正GKについて
「Florian Kastenmeierが正GKとしてシーズンをスタートします。それでも我々は、Limassol戦にRaphael Wolfを90分フル出場させたいと考えました。FloはLeuven戦に出場することとなります。また、Dennis Gorkaの存在も忘れてはなりません。これで順番ははっきりしましたが、Floはシーズンを通して正GKであり続けるために、良いパフォーマンスを発揮し続けなければならないことを理解しています。Raphael Wolfはフォルトゥナ・デュッセルドルフのために良いパフォーマンスを発揮できることを過去に証明しています。ドイツ杯でGKのポジションでローテーションするかどうかはまだわかりません」
…Florian Hartherzについて
「彼はいろんな想いを抱いており、昨シーズンのようにはしたくないという気持ちが伝わってきました。我々は彼をいくつかのポジションで試しましたが、非常に良いパフォーマンスを見せてくれました」
…多くの若手選手について
「彼らは、もちろんまずプロの強さやスピードに慣れる必要がありましたが、これまでのトレーニングではきちんとしたプレーを見せています。私は彼ら見せてくれたパフォーマンスに満足しています」
…3バックと4バックについて
「どちらのシステムでも良いプレーができましたし、どちらかのシステムが他のシステムよりも大きく劣っているということはありませんでした。Limassol戦でダイアゴナルパスから得点が生まれて2-0とした場面は、3バックが上手く機能していることを示す典型的な例でした。3バックでも4バックでもプレーできるという印象を得られたことは素晴らしい結果です」
…シーズン目標について
「我々は今シーズン目標を決めるにあたり、新加入選手やプレシーズンでのチーム作りなどの要素が重要であると常に言ってきました。2週間後にはそれがより明確になっていると思います」
…更なる新加入選手について
「優先順位はセンターバックですが、他のポジションも検討しており、特にフレキシブルに複数のポジションでプレーできる選手を探しています。それは攻撃的なポジションでも同様です」



