Bericht

2021/05/23 | ニュース

第34節・SpVgg Greuther Fürth vs Fortuna Düsseldorf

フォルトゥナがFÜRTHに2-3で敗戦

2020/21シーズン最終節、フォルトゥナはSpVgg Greuther Fürthに2-3の黒星を喫した。フォルトゥナはKristoffer Petersonとアペルカンプ真大のゴールで2度に渡りリードを奪い、後半は数的有利の状況で戦ったものの、相手のBranimir Hrgota (PK)、Julian Green、Dickson Abiamaに得点を許してしまった。なお、Fürthはこの勝利により自動昇格を果たしている。

スターティングメンバー:3つのポジションを変

Uwe Rösler監督は3-0で勝利した前節のAue戦から3つのポジションを変更して最終戦に臨んだ。Leonardo Koutrisに代わってLuka Krajncが左サイドバックに入り、Emmanuel Iyohaに代わってKristoffer Petersonが左サイドハーフに。そしてKenan Karamanに代わってRouwen Henningsが1トップで先発で出場することとなった。

 

前半:Petersonの得点で先制

フォルトゥナにとってこの試合の重要度は高くないのにもかかわらず、立ち上がりから全力のパフォーマンスを見せる。そんなフォルトゥナがこの試合最初のチャンスを作り出す。7分、Kevin DansoからのロングスローをChristoph Klarerがファーサイドへ逸らすも、惜しくもHenningsには繋がらない。その直後、コーナーキックからKrajncがヘディングシュートを放つも、このシュートはゴール上を越えていく(8分)。一方のFürthも質の高いプレーを見せ、David Raumのフリーキックからチャンスを作り出すも、ここはFlorian Kastenmeierが立ちはだかる(11分)。すると26分、フォルトゥナが素晴らしいカウンターアタックを仕掛ける。アペルカンプ真大が起点となり左サイドのPetersonへパスを送ると、スウェーデン人のアタッカーが得意の角度から切れ込み、ゴールまでの距離約20メートルのところから美しい放物線を描くシュートでサイドネットを揺らし1-0に。

 

Hrgotaにビッグチャンス、HenningsのチャンスはBurchertがセーブ

しかし、”Kleeblatt”ことFürthがすぐに反撃を仕掛けてくる。Branimir Hrgotaにペナルティエリアへの侵入され、絶好の位置からシュートを放たれるも、彼の右足で放ったシュートはKastenmeierが好セーブを見せ得点を許さない(27分)。その後もスピード感のある試合展開が続く中、再びフォルトゥナがカウンターアタックを仕掛ける。またもやPetersonが左サイドを突破すると、今度はペナルティエリア内で待つHenningsへラストパスを送る。フォルトゥナのストライカーはこのボールに身体を反転させてシュートを放つも、相手GKのSascha Burchertのセーブで追加点には至らない(35分)。すると反対にホームのFürthが反撃に出る。Marco MeyerhöferからクロスをSebastian Ernstに頭で合わせられるも、このヘディングシュートはわずかにゴール右に逸れていく(38分)。その直前、アペルカンプ真大がAnton Stachの悪質なタックルで倒されるも、主審のHarm Osmers氏は試合の続行。しかし、その後のビデオ判定により非常に危険なファールと判断し、このMFにレッドカードを提示(45分+2分)。

 

後半:Hrgotaに同点弾を決められるもアペルカンプが追加点

後半立ち上がり、フォルトゥナは数的優位の状況にも関わらず、試合の流れはFürthに。48分、まずはMeyerhöferにシュートを放たれるも、ここはフォルトゥナDFがブロック。しかしその5分後、不運にもペナルティエリア内でChristoph Klarerのハンドを取られてしまい、Greuther FürthにPKを献上(52分)。このPKをHrgotaに決められ試合は振り出しに。それでもフォルトゥナはすぐにリアクションを見せる。右サイドを抜け出したMarcel Sobottkaがペナルティエリア内に走り込んだアペルカンプにラストパスを送ると、これをアペルカンプがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らして2-1とする(56分)!

 

Fürthが逆転

フォルトゥナが1-0のリードを奪った後と同様に、反撃を見せる”Kleeblatt”が立て続けにビッグチャンスを迎える。しかし、Havard NielsenとHrgotaのシュートはKastenmeierとフォルトゥナのDF陣がしっかりと阻止して見せる(59分)。しかしその10分後、再び試合を振り出しに戻されてしまう。HrgotaのスルーパスからRaumにフォルトゥナの右サイドを突破されると、Raumの折り返しは逆サイドのMeyerhöferへ。これをMeyerhöferが再び中央に送り、最後はJulian Greenにゴールネットを揺らされ同点に(69分)。さらにFürthは数的不利であることを感じさせず、攻撃のギアを上げてくる。すると、Meyerhöferのスルーパスから途中交代で入ったDickson Abiamaに抜け出されると、Kastenmeierとの1対1となり、Abiamaが放った強烈なシュートを防ぐことができず、逆転ゴールを奪われてしまう(83分)。それでもフォルトゥナは試合終盤、再び全力で攻撃を仕掛けるも、最後まで決定的なチャンスを作り出すことができなかった。試合はこのままタイムアップを迎え、他会場でHolstein KielがSV Darmstadtに敗れたため、勝ち点3を獲得したSpVgg Greuther Fürthがブンデスリーガへの自動昇格を果たした。なお、フォルトゥナはリーグ5で位シーズンを終えている。

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