OLIVER FINKが契約を更新、キャリア終了後もフォルトゥナに残留
フォルトゥナのレジェンドが今後もクラブに貢献
フォルトゥナのレジェンドであるOliver Finkが、U23チームの選手として契約を1年延長した。これにより、38歳のベテランはフォルトゥナで14年目のシーズンとなる2021/22シーズンを迎えることとなる。また、Finkは2022年10月1日からユースアカデミーセンターのスタッフとしてクラブの発展を促進していくことが決定している。
ヒルシャウ出身のOliver Finkは、2009年の夏にSpVgg Unterhachingからフォルトゥナに移籍を果たして以来、主力選手、最も人気のある選手、そしてキャプテンへと成長。この間にFinkはフォルトゥナで273試合に出場し、24ゴールを記録している。
Finkは昨シーズンからフォルトゥナのU23チームに移籍し、レギオナルリーガに所属するの若いチームを率いる盟主として活躍している。38歳のベテランは、今シーズンここまで27試合に出場し、4ゴールをマーク。Finkは来シーズンもFlingernの伝統クラブのセカンドチームでプレーすることとなる。また、キャリア終了後もユースアカデミーセンターのスタッフとしてクラブに残ることが決定している。
ユースアカデミーセンター、Frank Schaeferダイレクター:
「”Olli” Finkとの契約は、我々にとって2つの点で非常に大きな意味を持ちます。まず1つは、彼がU23のリーダーとして与えられた役割を見事に果たしており、来シーズンも若いチームの支柱となる存在であることです。もう1つは、2022年10月から彼をNLZのスタッフとして迎えることを、すでを非常に嬉しく思います。何よりもまず我々アカデミーの若い選手たち、そしてNLZのチーム全体が、彼の個性、人間力、そしてサッカーの経験から恩恵を受けることになるでしょう」
Uwe Kleinスポーツ役員:
「私は過去数年間でOliver Finkがどれだけ素晴らしい人物かということを知りました。100%プロフェッショナルな姿勢、謙虚さ、そして人を助けようとする姿勢において、この価値観をNLZの若い選手やチームに伝えるのに、これ以上の人材はいないと思います。我々は”Olli”が今後も我々と共にいてくれることを非常に嬉しく思います」
Oliver Fink:
「私は今でも練習場やPaul-Janes-Stadionでチームメイトとサッカーをすることを楽しんでいます。だからこそ、来シーズンもフォルトゥナのロゴを胸につけていられることをとても嬉しく思います。しかし、永遠にサッカーができないことも知っています。それゆえ、現役引退後もFlinger Broichで活動を続けられることに対して、クラブにとても感謝しています。私はフォルトゥナでの新しい章をとても楽しみにしています。しかし、まずは今シーズンの最終局面に集中します」