Bericht

2021/05/08 | ニュース

第32節・Fortuna Düsseldorf vs Eintracht Braunschweig

フォルトゥナとBRAUNSCHWEIGの一戦は2-2の引き分けに

第32節、フォルトゥナとEintracht Braunschweigの一戦は2-2の引き分けでタイムアップを迎えた。前半、Dawid KownackiがPKを決めて先制するも、後半序盤にMarcel Bärにゴールを奪われ同点に追いつかれてしまう。そして、アペルカンプ真大が2試合連続となるゴールで再びフォルトゥナにリードをもたらすも、Fabio Kaufmannに同点ゴールを奪われる展開となった。

スターティングメンバー:アペルカンプとKramanが先発

3-2で劇的な勝利を飾った Karlsruher SC戦から5日後、Eintracht戦にKristoffer Peterson(負傷)とMarcel Sobottka(累積出場停止)を欠くこととなったUwe Rösler監督は、前節の試合から2つのポジションの変更を余儀なくされていた。これにより、前節でラストミニッツゴールを挙げたヒーローであるアペルカンプ真大とKenan Karamanがスターティングメンバーに名を連ねた。Rösler監督はKaramanとDawid Kownackiの2人を2トップに並べ、アペルカンプを左サイドハーフに配置して4-4-2のシステムでこの一戦に臨んだ。

 

前半:お互いにチャンスのない試合序盤

サッカーの世界では”散漫な序盤”という言葉がよく使われるが、フォルトゥナとBraunschweigとの一戦もこの言葉に相応しい立ち上がりとなる。中盤での正確性を欠くプレーや度重なるファールにより試合の流れを作ることができない。その中でもBraunschweigはフォルトゥナを自陣のゴールから遠ざけ、積極的な攻撃を仕掛けてくる。それでもFlorian KastenmeierがしっかりとキャッチしたSuleiman Abdullahiが放ったシュート(16分)以外は、お互いに大きなチャンスと呼べるシーンを作り出せない。

 

再びKownackiのPKで先制

その後もフォルトゥナはなかなか突破口を見つけられない展開が続く。27分、右サイドを突破したMatthias Zimmermannがセンタリングを上げるも、ゴール前で合わせる選手を欠きゴールには繋がらない。その後、ゴール前の混戦から再び右サイドバックのZimmermannがシュートを放つも、ここはブロックされてしまう(32分)。しかし前半終了間際、相手にとって危険なゾーンでボールを受けたアペルカンプが相手DFラインの裏へスルーパスを送ると、Felix Klausには繋がらなかったもののKownackiがBenjamin Kesselに倒されPKを獲得(41分)!そして、ファールを受けたKownacki自身がこのPKをきっちりと決めてフォルトゥナが先制に成功する(42分)。こうしてフォルトゥナが1点リードでハーフタイムへ。

 

後半:Bärに同点ゴールを許すも、アペルカンプが追加点

前半に比べ、後半の立ち上がりはエキサイティングな展開に。後半開始14秒後、Karamanからのラストパスを受けたアペルカンプが巧みなフェイントで相手DF2人を交わしてシュートを放つも、ここは相手GK Jasmin Fejzicに阻まれ惜しくも得点には至らない(46分)。一方、Braunschweigは効果的な攻撃を見せる。フォルトゥナの左サイドを突破したDanilo Wiebeが、Leonardo Koutrisを交わしてゴール前にラストパスを送ると、そのボールをダイレクトで放ったMarcel BärのシュートはうまくミートすらできなかったもののFlorian Kastenmeierの逆をつき、失点を喫してしまう(51分)。フォルトゥナはこの日最初に与えた大きなチャンスで同点ゴールを許してしまう。しかし、Uwe Rösler監督率いるチームはすぐにリアクションを見せる。Eintrachtがコーナーから迎えたチャンス(59分)を逃した後、Felix Klausから低いセンタリングに合わせたアペルカンプの強烈なシュードがゴールネットを揺らして2-1とする(60分)。

 

Klausのシュートはクロスバーを直撃

しかし、残念ながらまたしてもBraunschweigに同点ゴールを許してしまう。自陣でボールを奪ったFabio Kaufmannがドリブルで駆け上がり、そのまま左足で放ったシュートがポストの内側に当たってゴールに吸い込まれ、再び同点に追いつかれてしまう(68分)。その5分後、フォルトゥナが再びチャンスを迎えるも、Klausのミドルシュートはクロスバーに嫌われ、勝ち越しゴールを奪うまでは至らない(74分)。試合終盤はどちらに転んでもおかしくないオープンなゲーム展開となり、Braunschweigも積極的な攻撃を仕掛けてくる。Nick Proschwitzがペナルティーエリア内からポジションからゴールを狙うも、ここはゴール上を越えていく(86分)。一方のフォルトゥナも、Brandon Borrelloがヘディングシュートを放つも、僅かにゴールの枠を捉えられない(89分)。試合終了間際、Martin KobylanskiとNick Proschwitzにシュートを放たれるも、ここはKastenmeierがしっかりとセーブ(90分)。こうして最終的には2-2の引き分けでタイムアップを迎えたが、フォルトゥナにとっては非常に残念な結果となった。

 

連続3試合目となるホーム戦

フォルトゥナは次節、5月16日(日)に今季最後のホームゲームとなるFC Erzgebirge Aueとに一戦に臨む(15:30キックオフ)。

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