「フォルトゥナは素晴らしい仕事を成し遂げている」

THOMAS RÖTTGERMANN会長の表明

フォルトゥナを取り巻く環境に多くの議論を呼んでいるRheinische Postに掲載された記事の内容について、Thomas Röttgermann会長が以下のように表明している。

「Rheinische Postに引用された私の発言について表明したいと思います。 私の評価は我々の前にある今後の大まかな課題にあります。フォルトゥナはここ数年、非常に浮き沈みの激しい時期を経験し、それを乗り越えるのは大きな挑戦でもありました。 そして、もちろんクラブの首脳陣はこれらの課題を乗り越えるため、無私無欲で並外れた貢献心を持ってプロフェッショナルに業務を遂行してきました。このことに疑いの余地はなく、素晴らしい仕事を成し遂げ、これを実現した人たちには尊敬の意を示しています。もし私の発言がこのことを否定しているような印象を与えたとしたのであれば、それは私の意図したところではなく、完全に間違いです。

しかし私の仕事は現状を見極め、それに対して答えを見出すことです。また、フォルトゥナの事業の枠組みを見れば、インフラや構造の面で他の競争相手に追いつく必要があることは誰にでもわかることです。その理由は多岐にわたります。その部分においてはスポーツ面の発展が重要な役割を果たす上で、長期的に功名心の強い決断をする余地を狭めていることは確かです。事実として我々は今、緊急に必要な課題の発展に焦点を当てて積極的に取り組まなければならなりません。後任となる首脳陣を探すことではないのです。それよりも、自分たちが前進するために正当で勇気あるステップを明確にし、それに一貫して取り組むことが大切です。私はこれこそが我々の進むべき道であると確信しています。我々の目標は依然としてブンデスリーガであり、そのために尽力していますし、今はそのための方針決定を行わなければなりません」