Bericht

2021/04/28 | ニュース

KIDS CAREのワークショップがフル稼働

児童保護プロジェクトのスタートは大成功に

フォルトゥナの児童保護プロジェクト”Kids Care”が、これまで大成功を収めている。先週にはDüsseldorfer Hockey-Club、Sportfreunde Gerresheim、Borussia Düsseldorfなど、デュッセルドルフに拠点を置くスポーツクラブの代表者18名が第3回目となるワークショップに参加。参加者はオンラインミーティングにて、2時間に渡り現在のプロジェクトの状況について情報交換を行なった。その中でも、”5本柱プラン”に重点を置き話し合っている。

このプランでは、それぞれのクラブに児童保護担当者を任命することを定め、さらにクラブには児童保護協会の職員が常にプロジェクトをサポートすることを予定している。また、このプランには行動のルールや具体的な仲裁コンセプトも含まれる。情報交換の中では、参加者から予定されているプランについての質問が挙げられ、特にトレーナー、ボランティア、子ども・若者と対応する際のルールについて話し合われた。また、新しいトレーナーを雇用する際に、クラブ内部の保護コンセプトを直接指摘すべきかどうかという問題についても議論された。最終的には、実際に被害を受けた者からの報告により、改めてプロジェクトの必要性を実感することとなった。

 

”Kids Care”は、昨年10月にデュッセルドルフ市の児童保護協会、デュッセルドルフ市のスポーツ連盟、デュッセルドルフ市の児童施設、そしてフォルトゥナのパートナーであるAOKが協力して開始したプロジェクトで、スポーツクラブでの性的暴力から子どもや若者を守り、事前に予防するための活動である。フォルトゥナでは第一段階として、このプロジェクトの内容をすでに自身のサッカースクール、ハンドボール、マラソン、そしてキッズクラブの各分野でテストを行い、実施している。そして、このワークショップに参加した11のクラブには、NLZ(ユースアカデミーセンター)が開発した保護コンセプトに基づき、それぞれに個別の行動プランが作成されることとなる。

 

デュッセルドルフを拠点とするクラブは、今後開催されるワークショップにKIDSCARE@F95.DEから無料で申し込むことができる。次回の日程は、2021年06月08日(火)の18時30分からを予定している(場合によってはBar95でワークショップが行われる可能性あり)。

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