Bericht

2021/04/24 | ニュース

第31節・SC Paderborn vs Fortuna Düsseldorf

フォルトゥナがPaderbornに1-2で敗戦

土曜日の午後、フォルトゥナはSC Paderbornに1-2で敗れたことで、連勝記録が途切れてしまった。非常に多くのチャンスを作り出した試合展開の中、後半立ち上がりにRouwen Henningsの得点で先制したフォルトゥナだったが、相手のKai PrägerとDennis Srbenyにゴールを奪われ逆転負けを喫した。

スターティングメンバー:BorrelloとPiotrowskiが先発

Uwe Rösler監督は前節のスターティングメンバーから2つのポジションを変更してイングリッシュウィーク最終戦に臨んだ。Brandon Borrelloが右サイドハーフ、Jakub Piotrowskiが中央MFで先発。これにより、Felix KlausとAdam Bodzekがベンチスタートとなった。

 

前半:お互いにチャンスを作り出す

両チームともに試合開始直後から激しい攻防を繰り広げる。フォルトゥナとPaderbornはどちらも前線から激しいプレッシャーを掛け、お互いにチャンスを作り出す。まず、ショートコーナーからEdgar Pribがペナルティエリア外からゴールを狙うも、ここは相手GK Jannik Huthにキャッチされる(3分)。その後、PribのコーナーキックにLuka Krajncが合わせるも、ゴールの枠を捉えられない(11分)。一方のPaderbornもChristopher Antwi-Adjeiが立て続けにチャンスを迎える。フォルトゥナの右サイドを突破したAntwi-Adjeiが低いシュートを放つも、これは僅かにポスト横へ逸れていき(13分)、さらにその2分後に放ったシュートはゴールの数センチ上を越えていく(15分)。その後、再びフォルトゥナが仕掛ける。素早いカウンターからの鋭いクロスを相手の左サイドバックJamilu Collinsが自陣ゴールに向かってクリアし、あわやオウンゴールのシーンの場面を迎えた(19分)。

 

Kownackiのヘディングシュートがクロスバーに直撃

両チームともにスピード感のある攻防で均衡した試合展開となる中、再びフォルトゥナにチャンスが訪れる。ロングボールに抜け出したKristoffer Petersonがゴールへ独走してシュートを放つも、相手GKが足でブロックし、得点には至らない(36分)。このプレーはオフサイドの判定となったものの、リプレイを見る限りPetersonは相手DFと同じラインからスタートを切っていた。その数分後、フォルトゥナにこの試合最大のチャンスが訪れる。左サイドからPetersonがペナルティーエリア内に素晴らしいクロスを送り、これをDawid Kownackiがヘディングで合わせるも、ここは惜しくもクロスバーを直撃(43分)。こうして、0-0のままハーフタイムへ。

 

後半:Kownackiのシュートは阻まれ、Petersonのゴールは取り消しに

後半も前半終盤と同じように、Kownackiのビッグチャンスで幕を開ける。途中交代で入ったRouwen Henningsが頭で逸らしたボールに抜け出したポーランド人アタッカーは相手GKと1対1の場面を迎える。しかし、ここもHuthの好セーブの前に先制点を挙げることができない(46分)。 また、このプレーも非常に際どいオフサイド判定が下された。一方、PaderbornもトップスコアラーのDennis Srbenyが低い弾道のシュートを放つも、このシュートはゴール右へ逸れていく(47分)。そしてその直後、問題となる局面を迎える。右サイドからのロングボールが左サイドのPertersonに渡り、Petersonがいつものように中に切れ込んでシュートを放ち、ゴールネットを揺らして見せる。しかし、ビデオ判定の結果、主審のArne Aarnink氏はオフサイドのポジションにいたKownackiがプレーに関与したとして、このゴールは取り消しに(53分)。

 

Paderbornが立て続けに2得点

その後も一進一退の攻防が続く。Chadrac Akoloが角度のないところからゴールを狙うも、ボールはゴール上を越えていく(60分)。反対にHenningsがヘディングシュートを放つも、相手GKが再び好セーブを見せる(62分)。この時点でまだ0-0だったというのは小さな奇跡のようなものだと言えるかもしれない。それでもようやくフォルトゥナが均衡を破る!再びKownackiが相手DFラインの裏に抜け出すと、最後は自分でシュートを打たずにゴール前に走り込んだHenningsへラストパスを送ると、これをHenningsが押し込み1-0に(64分)!しかしその後、選手交代で攻撃陣の入れ替えを行い猛攻を仕掛けるPaderbornにフォルトゥナは逆転を許してしまう。まず、Kai Prögerに22mからのフリーキックを決められ同点にされると(71分)、そのわずか2分後にはSvante Ingelssonに右サイドを突破されると、最後はDennis Srbenyに押し込まれ1-2に(73分)。フォルトゥナは僅か120秒以内に試合をひっくり返されてしまう。これで勢いに乗ったPaderbornを相手にフォルトゥナはなかなか攻撃の糸口を見つけられない。それどころかKastenmeierが好セーブを見せ、あわや1-3となるMichelのシュートを好セーブで阻止(83分)。それでも再び全力で得点を狙いにいくフォルトゥナだが、2-2に繋がるようなチャンスを作り出せない。試合終了間際、Kownackiが再びヘディングシュートを放つも、Huthがこのボールを弾いてクロスバーの上へ逸らしてコーナーへ逃れる(90分+4分)。そして、このコーナキックのこぼれ球に再びKownackiがシュートを放つも、Sven Michelの身体を張ったブロックの前に阻まれ(90分+5分)、1-2でタイムアップを迎えた。

 

次節はKarlsruher SCとのホームゲーム

フォルトゥナは次節、延期となった第28節の振替日として、5月3日(月)にKarlsruher SCをホームのアリーナで迎え撃つ(20:30キックオフ)

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