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2021/04/10 | ニュース

ブンデスリーガ2部での通算750ゴール

過去を振り返る:相性の良い相手、得点王、PK職人、レコード

66のクラブとの対戦で通算750ゴール。数多くのゴールが生まれたArminia Bielefeldとの対戦、得点王、PK職人のセンターバックなど、ブンデスリーガ2部におけるフォルトゥナのゴールの歴史は、数多くの選手たちによる偉大な記録によって作り上げられていきた。先週末のアニバーサリーゴールを機に、ここではフォルトゥナの2部リーグでの15年間を振り返っていく。

先週、アウェーで行われたSV Darmstadt 98戦での63分、相手ゴールまで約20mのところでLeonardo Koutrisからパスを受けたDawid Kownackiは、一瞬ゴールの位置を確認した後、狙い澄ました素晴らしいシュートでゴールネットを揺らした。そして、この2-1となる勝ち越しゴールはフォルトゥナ・デュッセルドルフのリーグ戦通算750ゴール目となった。つまりフォルトゥナは、ブンデスリーガ2部での15シーズン目でこの記録を更新したこととなる。

 

全ての始まり:初得点と最年少ゴール

フォルトゥナの2部リーグの歴史は、1987年7月22日に行われたRot-Weiss Essen戦(1-1)での引き分けで幕を開けた。そしてこの試合の36分、2部リーグでの記念すべき初ゴールを挙げたのがThomas Seeligerだった。その後、Rheinstadionで行われたAlemannia Aachen戦(3-0)で、Peter Radojewskiが18歳11ヶ月という若さで挙げた得点が、現在もフォルトゥナの2部リーグにおける最年少ゴールとなっている。ちなみに、最年長得点者はFrank Millの36歳9ヶ月となっており、彼は1995年のHansa Rostock戦(3-3)でゴールを記録している。

 

相性の良い相手Bielefeld

1987/88シーズン第5節、Flingernの伝統クラブはArminia Bielefeldを相手に4-1で快勝を収めた。また、それ以降も15回に渡り対戦している中で、フォルトゥナはBielefeldから合計30得点を奪っている。なお、フォルトゥナがブンデスリーガ2部でこれより多くの得点を奪っているチームは他にない。

 

特にBielefeldを相手に得点を量産し、他65クラブ相手にも得点を挙げているフォルトゥナだが、唯一ゴールを奪えていない相手がWuppertaler SVだ。1992/93シーズンに行われた2試合ともに、Flinger Broichの伝統クラブはWuppertalのゴールネットを揺らすことができなかった。

 

フォルトゥナの得点王

過去にフォルトゥナでプレーしたストライカーたちは得点を量産していた。元プロの選手であるケルン出身のSven Demandtは、フォルトゥナのユニフォームを身に纏い大活躍。彼はブンデスリーガ2部で出場した74試合で49ゴールを記録し、現在もフォルトゥナの得点ランキングのトップに君臨している。特に1988/89シーズンには、35ゴールを挙げて2部リーグの得点王にも輝いていた。2部リーグのシーズンでこれよりもより多くのゴールを挙げたのは、伝説のストライカーRudi Völlerだけとなっている(37ゴール)。

 

Demandtに次いで、現在もフォルトゥナでゴールを挙げ続けているRouwen Hennings(30ゴール)が歴代得点ランキング2位にランクインしており、彼は今シーズンもすでに8ゴールをマークしている。2014/15シーズンにKarlsruher SCの選手として得点王に輝いたHenningsは、デュッセルドルフが1部リーグに昇格した2018年に13ゴールを挙げ、大きな役割を果たしていた。

 

Langeneke & van den Bergh:異なるタイプのディフェンダー2人

そこまで大きな注目こそ集まっていなかったかもしれないが、鋼の神経を持ち合わせるセンターバックのJens Langenekeは、2部リーグで最も多くのゴールを決めたフォルトゥナの選手の1人だ。現在のU17チームの監督であるLangenekeは、2部リーグで22ゴールを決めており、その内の20ゴールはPKによるものとなっている。2010/11シーズンには8ゴールを挙げ、当時のチームの得点王となっていたPK職人は、次のシーズンにも9得点をマーク。なお、彼の2部リーグでの22ゴールという記録は、Demandt、Hennings、Charlison Benschop(25ゴール)、Igli Tare(24ゴール)に次ぐ、クラブの歴代得点ランキング5位となっている。

 

一方で、相手のゴールチャンスを阻止することだけに集中していたデュフェンダーがJohannes van den Berghだ。フォルトゥナ・デュッセルドルフで91試合に出場したものの、無得点に終わっている。彼以上にフォルトゥナで2部リーグの試合に多く出場し、無失点だった選手は他にいない。

 

すでに発表されたようにKarlsruher SCとの試合が延期となったため、フォルトゥナは次節4月18日に行われるOsnabrückとのアウェーゲームに臨むこととなる。クラブとして2部リーグでの751ゴール目を挙げるのは誰なのか注目したい。

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