Bericht

2021/04/05 | ニュース

AM BÖLLEで本調子

アウェーで勝利を収めたDARMSTADT戦での5つの要点をチェック

不調が続く中で勝利を収めて再びチームを立て直すゲームは、ある意味フォルトゥナの長年の特徴とも言える。フォルトゥナは日曜日、Darmstadt 98とのアウェーゲームに2-1で勝利を収め、再び良い流れを取り戻すことに成功。この試合内容と現在の状況はシーズン前半戦の今頃を思い出させる一戦となった。am Böllenfalltorで印象的だった要点は以下の通り。

1.新たな効率性

フォルトゥナは直近の2試合であるSandhausen戦とBochumで合計39本のシュートを放っていたにも関わらず、決定力を欠いたことで無得点に留まっていた。しかし、Darmstadtではその正反対とも言える効率性を示す。フォルトゥナはこの試合12本のシュートを放ち、2ゴールを獲得。この新たな効率性が、アウェーでの勝利に繋がったことは間違いない。

 

2.勝利へ導いたシステムチェンジ

Uwe Rösler監督の采配が光る。フォルトゥナの指揮官は、55分に選手とシステムを変更したことでチームを勝利に導いた。Edgar PribとFelix Klausを投入し、4-4-2から4-2-3-1にシステムチェンジしたことで試合の流れを変え、その後のゲームをコントロールできていた。また、このシステムチェンジによりトップ下に入ったDawid Kownackiが決勝ゴールを挙げている。

 

3.Kownackiの闘争心

決勝点となったKownackiの素晴らしいゴールは試合を決定づける非常に重要なゴールとなった。しかし試合終了まで残り10分、この決勝ゴールを挙げたKawnackiが陣地で見せた懸命なディフェンスに、フォルトゥナファンはさらに熱狂したことだろう。24歳のアタッカーはカウンター攻撃で駆け上がるErich Berkoを背後から猛ダッシュで追いかけ、素晴らしいタックルでこのカウンターを阻止した後、ゴールを決めた時よりも歓喜の声を上げて勝利への気持ちを全面に表現。これはチームメイトに向け”最後まで気を抜かずに全力を尽くせ”という明確な意思表示だったのだろう。 ちなみにKownackiはこの試合で、フォルトゥナの誰よりも多い走行距離11.6kmを記録している。

 

4.Lobingerがトップチームで初のメンバー入り

試合前の記者会見でUwe Rösler監督は「彼は献身的であり、異例のスタイルでピッチを駆け回り、相手のミスを誘発します」とU23チームに所属するLex-Tyger Lobingerが、このアウェーゲームにて初めてトップチームでメンバー入りを果たすことを発表していた。この若きアタッカーはDarmstadtで初めて2部リーグのベンチに入ったものの、出場機会は訪れなかった。

 

5.新たな連勝街道スタートか?

現在の状況はシーズン前半戦で首位との距離が離れていたフォルトゥナがVfL Bochumに明確な敗北を喫した後、Darmstadtとの接戦を制して重要な勝利を収めたときのことを思い出させる。ということは、前半戦同様にここから5連勝が続くはずだ。もしこれが現実となれば、まだまだ今シーズン何が起こるかわからない。

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