Bericht

2021/04/05 | ニュース

LUKA KRAJNCとの紆余曲折な旅

先発に復帰して得点をマークしたKRAJNCにフォーカス

Luka Krajncは今シーズン、個人的に紆余曲折なシーズンだと感じているかもしれない。SV Darmstadt 98戦で先発に復帰すると1-0となる先制点をマークし、イースターの週末に再び素晴らしいパフォーマンスを発揮した。そして、この先は...

このスロベニア人DFがフォルトゥナに移籍してからの3試合、センターバックとして90分フル出場を果たしていた。Krajncがフォルトゥナで初出場を果たしたのは、彼が移籍してから数日後に行われたHolstein Kielとのアウェイゲームで、その試合には惜しくも黒星を喫していた。そしてその後、コロナウイルスに感染したことにより数週間の離脱を余儀なくされてしまう。それでも、Lukaはこの苦しい時期を乗り越え復帰!Krajncは第10節から第20節まで再び先発に復帰したものの、そのほとんどが慣れない左サイドバックのポジションでの出場となったが、フォルトゥナはその間に9試合無敗をキープしていた。

 

しかしその後、Uwe Rösler監督はコンディションを上げてきていたLeonardo Koutrisを攻撃的な左サイドバックとして起用。センターバックにはAndre HoffmannとKevin Dansoの2人が定着していたため、Krajncは良いパフォーマンスを見せていたにもかかわらず、交代選手としてベンチを温めることとなっていた。数週間前の記者会見でRösler監督は「私はLukaに最大の敬意を払っています。彼はプロフェッショナルです。彼はサイドバックとして良いパフォーマンスを発揮してくれました。 今、先発で出場できないことに不満を持つ選手がいるとすれば、それはLukaでしょう」と述べ、続けて「申し訳なく思っていますが、彼はこの状況を理解しています。彼はチームプレーヤーです」と言及していた。

 

その言葉通りKrajncは再び試合出場の機会を得た時にその期待を裏切らなかった。どんな時も決して笑顔を絶やさず直向きに努力を続けてきた姿こそが、彼の先発復帰に繋がったに違いないだろう。Darmstadt戦ではUwe Rösler監督がKevin Dansoを休ませる決断をしたため、Krajncは6試合ぶりに本来のポジションであるセンターバックとして出場。そして、20分に彼の得点でリードを奪い、フォルトゥナが再びアウェーで勝利を収めたという事実がこの物語を見事に締めくくっている。

 

26歳のセンターバックは自身のゴールについて、「私自身、6試合ぶりに先発で出場し、勝利できたことがとても嬉しいです。得点を挙げたシーンは少しラッキーでした。”Cello”が私の目の前にボールを逸らしてくれたので、私はそれを押し込みました」とコメント。

 

Krajncの紆余曲折がこの先どの方向に進むのかは非常に興味深い。現在、良い方向に向かっていることは間違いない。このスロベニア人はシーズン終了までフォルトゥナへのレンタル契約となっている。

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