学校を飛び出してフォルトゥナの教室へ！

MERKUR SPIEL-ARENAにて学生たちに向けた無料の新しい学びの場”BILDUNGSKICK”をスタート

新しい学びの場”BildungsKick”はデュッセルドルフ地域の学校のクラス7～10年生、連盟の青少年グループ、レジャー施設、青少年スポーツクラブ(20歳まで)を対象に無料で教育を提供。”BildungsKick”の特徴はスタジアムという特別な学びの場でサッカーの魅力と政治的・社会的な関係性を学ぶと共に、社会教育の一環として若者たち自らが自分たちの人生を決定していくための重要なスキルをサポートしていくこととなる。

コロナパンデミックの影響により、2021年3月23日からメディア専門知識スキルをテーマにしたオンラインワークショップ”VERSENKT IM NETZ”がスタートする。デュッセルドルフの若者向けポータル YOUPOD.DE と協力して、学生たちはフェイクニュースやヘイトスピーチへの対処法を意見交換をしながら学ぶこととなる。ワークショップの日程は2021年4月16日と2021年04月28日となっており、現在申し込みを受け付けている。

 

Jugendamtes DüsseldorfのJohannes Hornチーフは「我々はJugendringがデュッセルドルフの予防対策を行う枠組みの中で、子供や青少年の更なる課外教育を確立し、若者の成長に関する重要なテーマを彼らにとって魅力的でアクセスしやすいように提供できることを喜ばしく思います」と述べている。

 

Jugendring DüsseldorfのChristian Banz会長は「我々は提携しているパートナーと共に新しいノンフォーマル教育を提供できることを大変嬉しく思います。”BildungsKick”では若者たちがスタジアムの素晴らしい雰囲気の中で、反ユダヤ主義、インクルージョン、依存症への予防などのテーマについて取り組む機会を提供します」とコメント。

 

フォルトゥナ・デュッセルドルフのPaul Jäger CSRダイレクターは「パートナーであるJugendring DüsseldorfとFanprojekt Düsseldorfと協力し、DFL財団のもう一つの主要プロジェクトである”Lernort Stadion(スタジアムで学ぶ)”をサポートできることを嬉しく思うと共に、このような形でサッカーの魅力とアリーナという特別な雰囲気に包まれた学びの場で、若者たちに新しい教育モジュールを通じて政治的・社会的スキルを学ぶ機会を提供できることを嬉しく思います」とコメントしている。

 

このプロジェクトやワークシップの詳細、また申し込みに関してはWWW.BILDUNGSKICK.DEから(ドイツ語)。

 

学びの場”BildungsKick”はフォルトゥナ・デュッセルドルフとJugendrings DüsseldorfのFanprojekt、また州都であるデュッセルドルフ市とDFL財団が協力してイニシアチブをとり運営している。なお、アリーナの敷地はD.LIVEが提供しており、写真や映像素材はAkki - Aktion & Kultur mit Kindern e.V.の協力を得て制作している。