Bericht

2021/03/14 | ニュース

2つのメッセージ、勝ち点1、無得点

0-0となったSandhausen戦での5つの要点をチェック

この一戦は試合後に「もったいない」という言葉が控えめに聞こえるくらいの内容だった。フォルトナはアウェーSandhausenで終始ゲームを支配していたにも関わらず、試合後には勝ち点3ではなく勝ち点1のみの獲得でピッチを後にする非常に残念な結果となった。そんな中、フォルトゥナは土曜日にスポーツの枠を超えて2つのメッセージを伝えている。

1.Toni、お大事に!

試合前のウォーミングアップではチーム全体からThomas Pledlへ特別な敬意を表した。前節、ホームで行われた1. FC Nürnbergで膝に大怪我を負ったサイドアタッカーのため、選手全員が前面に”Stay Strong, Comeback Stronger”、背面にPledlの名前と背番号18が入った黒のTシャツを着用した。このチーム全員からの素晴らしいメッセージはチーム内の大きな結束力を改めて示している。

 

2.ウエイターユニフォームは勝ち点1を提供

ウォーミングアップを終えたフォルトゥナはロッカールームに戻り、特別ユニフォームを着用。Rouwen Henningsを始めとする選手たちは今シーズンの特別ユニフォームでKöbestrikot(ウエイターユニフォーム)を着用してこの一戦に臨んだ。このブルーのユニフォームはアルトシュタットの醸造所で働くウェイターたちをモチーフにしており、このユニフォームをオンラインショップで購入した人は同封されているThekentaler(ギフトカード)をデュッセルドルフの飲食店やクナイペで使用することで、彼らを支援することが可能となる。

 

3.21:4

土曜日、このウエイターユニフォームは残念ながらアルトビールのみを提供し、残りの水2つは提供してくれなかった。フォルトゥナは再三チャンスを作り出し、合計21本のシュートを放ったにも関わらず(相手チームはたったの4本)、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも輝いた相手GK Stefanos Kapinoの前に最後までゴールネットを揺らすことができなかった。Uwe Rösler監督は試合後の記者会見で、「相手のGKが絶好調な日に当たってしまったのはアンラッキーでした。小さな修正点はありましたが、全体的なパフォーマンスや試合に向かう姿勢に文句をつけることはできません」とコメントしている。

 

4.守備の安定感

しかしシュート数が21:4の場合、21本のシュートを外したことだけでなく、相手にたったの4本しかシュートを打たせなかったことにも注目すべきだ。フォルトゥナのディフェンスラインは特にサイドバックが90分を通して頻繁に攻撃参加していたにも関わらず、終始相手の攻撃をコントロールしていた。またSandhausenが放ったシュート4本は全てGK Florian Kastenmeierが守るゴールの枠外へ飛んでいた。これは今季のリーグで8回目の記録となっており、この記録はKielのIoannis Gelios、RegensburgのAlexander Meyer、そしてBochumのManuel Riemannが9試合連続無失点を記録した時と同じとなっている。

 

5.ホームでの強さを発揮しろ!

フォルトゥナは2021年、まだアウェーの地で良い戦績を残せていない。Flingernの伝統クラブがアウェーで勝利を収めたのは1月中旬に行われAue戦のみとなっており、その他はHardtwaldstadionでの試合を含め3試合で勝ち点1を分け合っている。しかし、次週はフォルトゥナのホームで試合が開催され、月曜日の夜に現在リーグ首位のBochumをデュッセルドルフで迎え撃つ。Uwe Rösler監督はSandhausen(0-0)との試合後に2日間のオフを設け、来週の火曜日からBochum戦に向けた準備を開始する。

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