「引き分けという結果では不十分だ」
#SSVF95後の各コメント
Regensburgとの激しい戦いの末、フォルトゥナはなんとか勝ち点1を獲得した。ここでは試合後の監督や選手たちの各コメントを掲載していく。
Uwe Rösler監督:
「予想外の展開となってしまいました。Regensburgは先制点を挙げるまでほとんど得点チャンスがありませんでしたからね。その後、我々は試合の流れを取り戻すために戦いました。その中でも、1点のビハインドを負っても気持ちが折れなかったという部分が非常に重要でした。後半はより相手へのプレッシャーを強めましたが、Regensburgの反撃もあり、決定的な得点チャンスを作り出すことができませんでした。順位という面においてはこの勝ち点では不十分ですが、チームのモラルが何より重要です」
SSV Jahn Regensburg、Mersad Selimbegovic監督:
「今日のピッチでプレーするのは、どちらのチームにとっても簡単なことではありませんでした。その中でも我々が良い流れを掴んだ時間帯がありましたし、前半はリードを奪えました。重要だったのはセカンドボールをフォルトゥナに奪われないことでした。その部分は上手く対応できたと思います。しかし、後半の最初の10分間は我々チームとしての存在感がなく、勇気あるプレーを見せることができませんでした。同点弾を奪われたのは必然的な結果だと思います。それでも60分以降は我々が再びゲームの主導権を握ることができ、惜しい局面はあったものの決定的なチャンスを作り出すことができませんでした。また、常に危険な状態であったことも確かです。カウンター攻撃を受けないように守備の部分には気をつけていました。しかし、私の選手たちは1対1の局面で非常に上手く対応してくれました。全体を通してドローという結果は良しとします」
Kenan Karaman:
「非常に難しい試合でした。前半は1対1の競り合いやロングボールが多く、十分なサッカーができませんでした。その後、Regensburgはなんでもないところからスーパーゴールが産まれ、先制に成功します。後半はプレーを改善できましたし、自分たちのサッカーができました。チャンスも作りだせましたし、同点ゴールは起こるべきして起こったゴールだと思います。その後も全てを出し切りました。運が良ければ2-1で逆転勝利となっていたかもしれませんが、最終的にはパフォーマンスに相応する結果になったと思います。得点した時はオフサイドになっているかどうかはあまり考えていませんでしたが、その後のプレーを後押しをしてくれる得点となったので取り消されなくてよかったです」
「我々にとって勝ち点1は不十分ですが、試合の流れを考えれば妥当な結果です。今日はアタッキングゾーンで、決定的な得点力を発揮することができませんでした。早く試合に勝利し、連勝街道をスタートさせる必要があります。引き分けでは上位との差がどんどん開いてしまうので、あまり意味がありません。しかし、我々が4連勝や5連勝できることは今シーズンすでに証明しています。次節はHannoverとの重要なホームゲームがあるので、対人の部分では今日と同じようなパフォーマンスを見せ、より良いサッカーで勝ち点3を奪えることを願っています」
「もちろん、故郷に帰ってきて、多くの知り合いの顔を見ることができてたことは嬉しかったです。ただ、勝ち点3を獲得できていればもっと素晴らしい帰郷になっていました。最終的には勝ち点1獲得で納得しなくてはなりません。失点の場面では我々がカウンターを試みましたが、最後のクロスを上手く上げることが出来ず、逆に相手のカウンターを招いてしまいました。スーパーゴールは称賛しますが、あのような状況を作ってはいけません。後半はもう少しボールを回すことができ、ゴール前でのシーンが増えました。全体的に不思議なゲームでしたが、再びコンパクトに守り、多くのチャンスを作らせなかったことはこれからプラスになります」