第21節・SSV Jahn Regensburg vs Fortuna Düsseldorf

フォルトゥナがREGENSBURGで勝ち点1を獲得

土曜日の午後に行われたフォルトゥナとSSV Jahn Regensburgの一戦は、1-1の引き分けでタイムアップを迎えた。前半終盤にDavid Ottoに先制を許したものの、後半早々にKenan Karamanが同点に追い付いたことでなんとか勝ち点1を獲得した。

スターティングメンバー：4選手を入れ替え

Uwe Rösler監督は前節のホームでの今季初黒星を喫したHolstein Kiel戦(0-2)に比べて4つのポジションの入れ替えを行い、システムを4-3-3に変更して選手たちをピッチに送り込んだ。Andre Hoffmann(前節は累積出場停止で欠場)とFlorian Hartherzが4バックに入り、中盤には負傷から復帰したAlfredo Moralesが先発に名を連ね、最前線にDawid Kownackiが入る形でキックオフを迎えた。これによりLuka Krajnc、Christoph Klarer、Thomas Pledl、Rouwen Henningsがベンチスタートとなった。

 

前半：激しい立ち上がり

試合開始からRegensburgが激しいプレーを見せ、予想通りのゲーム展開が繰り広げられた。そんな中、この戦いを打って立つフォルトゥナがフリーキックで最初のチャンスを獲得。しかし、ゴールまで約23mの距離からFelix Klausが放ったシュートは、相手GKのAlexander Meyerにキャッチされてしまう(4分)。一方のJahnは攻撃的サイドバックを押し上げて圧力を掛けるものの、試合序盤から集中を切らさないフォルトゥナDF陣の前にラストパスの正確性を欠き、決定的なチャンスを作り出せない。14分にはErik Wekesserにペナルティーエリアの外からシュートを放たれるも、ここはKastenmeierが難なくキャッチ。反対にフォルトゥナはKownackiがミドルシュートで先制点を狙うも、Meyerが立ちはだかる(22分)。

 

Ottoの得点でRegensburgが先制

試合が30分を経過した頃、Regensburgが攻撃のギアを上げる。フォルトゥナの右サイドを抜け出したJann Georgeに、ペナルティエリア内からニアサイドにシュートを放たれるも、ここはKastenmeierの好セーブでコーナーへ逃れる(28分)。しかしその10分後、フォルトゥナが先制点を許してしまう。フォルトゥナのミスをついた相手の素早いカウンター攻撃から、最後はDavid Ottoにゴールネットを揺らされ、1点を追いかける展開に(39分)。前半の内に同点に追い付きたいフォルトゥナは、前半終了間際にFlorian Hartherzがチャンスを迎えたものの、このシュートはゴール上を越えていった(45分+1分)。こうしてフォルトゥナが1点ビハインドでハーフタイムへ。

 

後半：後半開始早々にKaramanが同点弾をマーク

後半立ち上がりにセットプレーから同点弾を獲得し、フォルトゥナにとってはこれ以上ない最高のスタートとなる。Kevin Dansoの折り返しをHoffmannが逸らし、最後はゴール前の混戦からKenan Karamanが頭で押し込み試合を振り出しに戻すことに成功(52分)。これで勢いに乗ったフォルトゥナは、前半より遥かにエネルギッシュに追加点を狙いに行く。一方、Jahnもロングシュートで反撃を試みるも、Sebastian Stolze(58)とMax Besuschkow (59)のシュートはゴールを大きく越えていく。

 

勝者決まらず

試合終盤になり再び流れを掴んだRegensburgに追加点のチャンスが訪れる。しかし、コーナーキックに反応したBesuschkowのヘディングシュートは上手くミートせず、ピンチを逃れる(71分)。フォルトゥナも試合終了まで残り11分、Florian HartherzからのセンタリングにDansoがヘディングで合わせるも、僅かにクロスバーの上へ(79分)。そして、試合終了間際にはゴール前でStolzeにシュートを放たれるも、Kastenmeierが好セーブを見せ追加点を許さなかった(86分)。こうして、両チーム共に勝ち越しとなるゴールを奪うことができず、1-1のドローで勝ち点を分け合う形となった。

 

次節はホームでHannoverを迎え撃つ

フォルトゥナは次節、2月21日(日)にホームのアリーナでHannover 96を迎え撃つ(13:30キックオフ)。