カーニバル山車からスタジアムアナウンス
HOLSTEIN KIELとの一戦で行われたアクション
Holstein Kielとの一戦で、確かにスポーツの面ではファンに多くの笑顔を届けることができなかった。しかし、ピッチの外では本来2月11日に行われるWeiberfastnacht(ネクタイ狩りの日)前の最後のホームゲームであったため、第20節はフォルトゥナにとって非常に特別なものとなった。ここでは、この一戦でカーニバルの雰囲気を作り出した様々なアクションを紹介していく。
カーニバル山車に乗ったスタジアムアナウンサーは、過去にあまり見られなかった光景ではないのだろうか。スタジアムアナウンスを務めたAndré Scheidt氏は、ピッチの端に設置された2020年にカーニバルで使用した125周年記念のローゼンモンターク山車から、”Störchen”ことKielとの一戦のアナウンス中継を行ったり、スターティングメンバーの紹介なども行った。
また、デュッセルドルフのカーニバルクラブの旗が、アリーナのスタンドに掲げられることとなった。ハーフタイム中には、クラブ首脳陣のThomas Röttgermann会長、Klaus Allofs役員、Christian Kokeマーケティング役員が、Comitee Düsseldorfer CarnevalのHans-Jürgen Tüllmann社長に、フォルトゥナのカーニバルメダルを贈呈した。その後、Tüllmann社長もカーニバルメダルをフォルトゥナ首脳陣に贈呈した。
フォルトゥナのChristian Kokeマーケティング役員は試合前に、「我々はこの様々なアクションを通して、毎年カーニバルで我々を笑顔にしてくれる人たちとの結束を表明するだけでなく、デュッセルドルフ市やフォルトゥナにとって、切っても切れない関係にある伝統的な風習の重要性を強調したいと思っています」とコメントしている。
その他、Aschermittwoch(灰の水曜日)までに予定しているアクションはこちらから。