「決定的なチャンスを作り出すことができなかった」
#F95KSV後の各コメント
フォルトゥナはHolstein Kielを相手に0-2で黒星を喫した。ここでは試合後の各コメントを掲載していく。
Uwe Rösler監督:
「今日は小さな事が試合を決めました。前半は高い位置からプレスをかけ、ボールをたくさん奪えたことで、非常に良い形で試合に入ることに成功しました。そして、我々はKielの得意なプレーをさせないようにしました。また、相手をペナルティエリアにほとんど入れさせませんでした。その後、相手ストライカーがゴールに背中を向けた状態で、不要なPKを与えてしまいました。後半はもちろん点差を広げさせてしまう不運なスタートでしたし、それは我々にとって大きなダメージでした。この試合を消化し、正しい方向に軌道を修正しなくてはなりません。全てを尽くしたことはポジティブに捉えています。しかし、リーグ屈指の守備陣を相手に解決策を見つけることができなかったのは確かです。チャンスは少なからずありましたが、それを活かせませんでした。ですので、Kielが勝利に値するチームだったと思います。シーズンの目標を変えることなどは決してありません。順位表を見ると今日の敗戦はとてもダメージが大きいですが、まずはRegensburgに勝利し、再び連勝街道に乗る必要があります」
Holstein Kiel、Ole Werner監督:
「私のチームはデュッセルドルフでのアウェー戦で非常に素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。前半は上手く試合に入れず、何度かチャンスとセットプレーを与えてしまいましが、その中でも我々はしっかりした守備ができたと思います。後半のは非常に良い立ち上がりを見せ、3点目を奪えるチャンスもありました。Kenan Karamanが迎えた絶好のチャンスでは我々のGKが素晴らしい反応を見せてくれました。全体的に我々が勝利するに相応しいパフォーマンスを見せられたと思います」
Kevin Danso:
「0-1になるまでは良い展開だったと思います。KielはPKを獲得するまで、たった1度しか我々のペナルティーエリア内に侵入していませんでした。PKを献上したシーンではコンタクトがあったとしても、PKに値するまでのファウルではなかったと私は思います。Kielのようなトップチームに対して逆転するのは非常に困難です。我々は強いチームを相手にした時も、最後まで自分たちのパフォーマンスを発揮するということを学ばなければなりません」
Adam Bodzek:
「このようなトップゲームでは些細なことが結果に繋がることがあります。今日、その決定的なことはHolstein KielにPKを与えてしまったことです。そして、我々はビハインドの中で試合の流れを掴むことができませんでした。また、同点にするための決定的なチャンスを作り出すことができませんでしたし、試合終盤に追い上げるための勢いもありませんでした。今、上位との勝ち点差が開いてしまったことは紛れもない事実です。しかし我々は次の試合に備え、Regensburg戦で再び勝利できるように全力を尽くします」
Thomas Pledl:
「今日はフィニッシュとラストパスの正確性を欠き、勝ち点を逃してしまいました。自信はありましたし、前半は相手にあまりチャンスを与えませんでした。我々のプレッシングが上手くハマっていたので、ビルドアップの部分でKielは苦戦していました。PKを決められたことで1点を追いかける形となってしまいました。後半は集中し直して試合に臨みましたが、開始早々に追加点を許してしまいました。自身のヘディングのチャンスは決めなくてはいけませんでした。1点返すことができていれば、プレッシャーをかけることもできていたと思います。試合が終わった今はRegensburg戦に焦点を合わせなくてはなりません。まだ14試合残っており、最高で勝ち点42獲得する事が可能です。すでに巻き返せる力があることは証明していますので、また昇格争いに入り込んでいきたいと思います」