フォルトゥナはがんと闘う取り組みや活動に尽力
2月4日は”世界がんデー” - フォルトゥナは多数のプロジェクトを支援
2月4日は世界がんデー。フォルトゥナは長年に渡り、がんと闘う人々や予防促進に向けた活動に尽力している。 がんは、早期発見・治癒により完治する可能性が高まる病気である。
フォルトゥナでは2018年9月より、ドイツのKrebshilfe(がんサポート)と協力して”Fußballfans im Training”というプロジェクトを実施している。すべてのがんの患者の約30%の原因は、運動不足や不健康な食事となっており、肥満は糖尿病や心血管疾患に最も関連する要因の一つと考えられている。この”Fußballfans im Training”では、ウエスト周りが100cm以上のフォルトゥナファンがプロの指導の下、12週間に渡る運動と栄養をテーマとしてプログラムを実施できる。これまでにも男子は4コース、女子は2コースがすでに行われている。なお、コロナパンデミック終息後には、さらに多くのコースが追加されることとなる。
フォルトゥナはRheinland Klinikum Neuss GmbHと共に、2019年11月、世界中の男性が前立腺がん検診への意識を高め、また寄付金を集めるために、口ひげを生やしてもらう”Movember”という活動にも参加し、フォルトゥナではこのアクションに参加したプロ選手も見られた。“Movember "とは、英語の"moustache(口ひげ)“と11月の月名を組み合わせたものとなっている。
また、Flingernの伝統クラブは、デュッセルドルフ大学クリニックの小児がん病棟での治療を可能にするために寄付金を集める、デュッセルドルフの”親がイニシアチブをとる小児がんクリニック”の支援を行っている。フォルトゥナは長年に渡り、選手個人ではもちろん、トップチーム全体でクリニックを訪問し、がんと闘う子供に勇気を与えている。ちなみに、2020年はコロナパンデミックのため、残念ながら訪問は中止となっている。
フォルトゥナのもう1つのソーシャルパートナーであるのが、Internationale Senologie Initiative (ISI)。ISIのボランティアチームは、乳がん患者やその親族の窓口となることを仕事にしている。2013年以来、デュッセルドルフのFlingernに拠点を置く胸部治療センターのISIは、クラブのソーシャルパートナーとなっている。
2021年1月には、Thomas Röttgermann会長が大腸がん検診の定期的な受診の重要性を促したショートビデオを公開(ドイツ語)。また、ポッドキャスト”Deine Manndeckung”のサポートを受け、前立腺がんの検診についても取り上げている。