第19節・Würzburger Kickers vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがWÜRZBURGに1-2で敗戦
金曜日の夜、Würzburger Kickersとのアウェー戦に1-2で敗れたことにより、これまで続いていたフォルトゥナの無敗記録が途絶えてしまった。 Uwe Rösler監督率いるチームは、Rouwen Henningsの得点で先制したものの、相手ストライカーRidge Munsyに2得点を許し、9試合ぶりとなる黒星を喫した。
スターティングメンバー:3つのポジションを変更
Uwe Rösler監督は今週火曜日に行われたHamburger SV戦(0-0)のスターティングメンバーから3つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。胃腸炎から回復したFelix KlausとEdgar Pribが先発メンバーに復帰し、最前線にはRouwen Henningsが先発に名を連ねた。これにより、Kenan Karaman、Alfredo Morales、Kristoffer Petersonがベンチスタートとなった。
前半:Pledlがチャンスを逃すも、Henningsが先制点をマーク
非常に柔らかく滑りやすいピッチコンディションに慣れるまで時間を必要としたものの、試合序盤はフォルトゥナがゲームの主導権を握る展開に。すると8分、Thomas Pledlにこの試合最初のビッグチャンスが訪れるも、ペナルティーエリア内からフリーで放ったシュートは相手GK Hendrik Bonmannの正面へ。その数分後、コーナーキックからKevin Dansoがヘディングで合わせるも、ここはゴール上を越えていく(13分)。さらに前半の中盤、Henningsからの絶妙なクロスに再びPledlがチャンスを迎えるも、ボールを上手く捉えられずゴールネットを揺らすことができない(21分)。しかしその3分後、再びコーナーキックからDansoが頭で逸らすと、ゴール前でそのボールに反応したHenningsが押し込み、フォルトゥナが先制に成功する(25分)。
前半終盤、試合は振り出しに
先制点を奪ったことで、自信を持って試合を進めるフォルトゥナは、相手ペナルティーエリアに迫り、再三コーナーキックから危険なシーンを作り出す。まずは、コーナーキックのこぼれ球にEdgar Pribがダイレクトでゴールを狙うも、このシュートはゴール左へ(28分)。さらに40分、Krajncが放ったヘディングシュートはクロスバーに直撃。この段階では、Würzburgに試合の流れが傾く兆候などなかったものの、それは突然訪れた。Martin Hasekからのスルーパスに抜け出したRidge Munsyが、フォルトゥナのGK Kastenmeierの守るゴールへ冷静に流し込み、試合は振り出しに(41分)。こうして、フォルトゥナが試合を優勢に進めるもスコアは1-1でハーフタイムを迎えた。
後半:Würzburgに追加点
後半、良い立ち上がりを見せるフォルトゥナが、再び得点のチャンスを得る。ファーサイドでボールを受けたZimmermannがシュートを放つも、ここは相手DFにブロックされてしまう(49分)。続く57分には、 Andre Hoffmannがヘディングでゴールを狙うも、このボールはBonmannが難なくキャッチ(57分)。そして、Dawid Kownackiがビッグチャンスを迎え、ヘディングで相手GKの頭上を越えるシュートを狙うも、惜しくもゴール上を越えていく(59分)。そうする内に、フォルトゥナは前半のようにゲームをコントロールできなくなっていく。すると、チャンスを迎えたWürzburgに追加点を奪われてしまう。カウンターからフォルトゥナの左サイドを抜け出したMarvin Pieringerが中央にラストパス、最後は再びMunsyに決められ逆転を許してしまう(67分)。
Kickersがリードをキープ
これで勢いに乗り、情熱的に戦う相手の前にフォルトゥナは非常に難しい戦いを強いられたことで、攻守のプレーにも精度を欠いてしまう。そんな中、試合終盤にはKickersが更なる追加点のチャンスを迎えるも、PKスポットの位置でフリーになったPieringerのシュートはゴール上を越えていく(81分)。さらに、試合終了間際に試合を決定づけるチャンスを迎えたPieringerだが、このシュートもゴール左へ逸れていった(89分)。一方のフォルトゥナは、最後まで決定的なチャンスを作り出すことができず、苦しい敗戦を受け入れることとなった。
次節は月曜日にKielと対戦
イングリッシュウィークを後にしたフォルトゥナは、少し息を整える時間がある。次節、ホームで行われるHolstein Kielとの一戦は、2月8日(月)の20:30キックオフとなっている。