FÜRTHとFLINGERNの轍
ここ数年で非常に繋がりの多いフォルトゥナとFÜRTH
世の中では”1度あった者とは人生で必ずどこかで再開する”と言われているが、人生に当てはまることはブンデスリーガ2部にも当てはまる。特にフォルトゥナが今週金曜日に対戦する相手、Fürthとのここ数年に渡る関係性は、この上位直接対決をさらに魅力的なものにしていると言えるだろう。 ここでは、フォルトゥナと”Franken”ことFürthとの間での移籍や、その他の繋がり紹介していく。
Fürthが2012年にブンデスリーガ昇格:フォルトゥナと繋がりのある選手が勢揃い
Greuther Fürthがブンデスリーガ1部に昇格したのは、クラブの歴史上2011/12年シーズンの1度だけである。そして、当時のチームには現在デュッセルドルフでも活躍する選手も所属していた。昇格を果たした年に最も重要な役割を担ったMike Büskens氏とキャプテンThomas Kleineの2人は、フォルトゥナがよく知る人物だ。Mike Büskens氏はデュッセルドルフで監督を務め、Thomas Kleine氏は現在トップチームのコーチを務めている。また、当時のチームにはKleine氏の他に、Heinrich Schmidtgal、Felix Klaus、Edgar Prib、Sercan Sararer、Dani Schahinと、その後デュッセルドルフでプレーする事になる選手が5人も所属していた。さらにFürthは昇格後、Thomas Pledl、Matthias Zimmermannとの契約を結び、その1年後には、フォルトゥナでもプレーした経験のあるNiko GießelmannをHannoverから獲得していた。
Havard Nielsenとの再会
現在フォルトゥナに所属するZimmermann、Prib、Klaus、Pledlと、4人もの選手がこれまでのキャリアでFürthに所属した経験を持つ。一方、フォルトゥナにとっては、2018年に共にブンデスリーガ昇格を果たしたHavard Nielsenと再会することにもなる。また、ここ数年でフォルトゥナからFürthへの道を歩んだのは彼だけでなく、フォルトゥナで3年半プレーした後、2016年に移籍したMathis Bolly。そして、Sararerもデュッセルドルフでの時間を経て”Flanken”に復帰している。
ピッチ外でも古巣対決
今週の金曜日、Fürthとフォルトゥナには、プロ選手以外にも古巣対決となる者たちがいる。Thomas KleineコーチやSascha Röslerチームマネージャーも、かつてFürthでプレーした経験を持っている。“Rösi“ことRöslerチームマネージャーは、2002年から2005年の間にFürthで77試合に出場しており、彼のキャリアの中ではSSV Ulmの次に多くの試合に出場したクラブとなっている。ちなみに、現在Fürthのスポーツダイレクターを務めるRachid Azzouzi(50歳)は、2015年から2016年にかけてデュッセルドルフのスポーツダイレクターを務めていた。