「ピッチの上でチームメイトがサポートしてくれた」
フォルトゥナでデビューを飾ったFELIX KLAUSにフォーカス
契約を結んでから2日後にスターティングイレブンに名を連ねたFelix Klausが、土曜日にフォルトゥナでのデビューを飾った。Uwe Rösler監督は、VfL Wolfsburgからデュッセルドルフにレンタルでやってきた冬の新加入選手を信頼し、すぐに先発で起用。フォルトゥナの新しい背番号27番のウィンガーは、この信頼に良いパフォーマンスで応えている。
デビューしたばかりの選手には、まだ信頼を得ていない中で難しい課題に取り組まなくてはいけないという意味を持つ”冷水の中に投入される”ということわざが使われることがあるが、Felix Klausはそれだけでなく、吹雪の中に投入されることとなった。Uwe Rösler監督に右サイドハーフで起用されたこのアタッカーは、攻撃面でいくつかの良いシーンを作り出した。Klausは「全力を尽くしたことで、チームに貢献できたと思います。一方で、私がプレーしやすいように、ピッチの上でチームメイトがサポートしてくれました」と述べ、特に右サイドを組んだMatthias ZimmermannとはFürthやU19ドイツ代表チームで共にプレーした経験があることから、「上手く機能できました。ツィンボのことは昔から知っていますからね」とコメント。
この一戦について28歳のKlausは「後半、プレッシャーを掛けられる時に踏ん張らないといけません。そこで我々はしっかりと安定した守備を見せ、チャンスはほとんど与えませんでした。そして、攻撃面ではカウンターで試合を決める追加点を挙げました」と勝利へのキーポイントを分析した。彼自身も1、2回のチャンスがあったものの、その中の1つであるボレーシュートは相手DFにヘディングでクリアされた。このチャンスについてKlausは、「あのシュートが入っていれば、どれだけ嬉しかったかと思うと残念です。来週は上手くいくかもしれませんね」と微笑みを見せる。
来週、新加入のKlausは新しいチームと共に次の戦いに臨む。そして次節は、彼にとって特別な一戦でもあり、自身がプロ選手に成長を遂げたクラブを相手に新たな勝ち点3の獲得に挑む。KlausはFürth戦に向け「チームは好調をキープしていますし、長期に渡り負けていません。もちろんFürthは私にとって特別なクラブですが、来週は我々が勝利を掴み取ります」とコメントしている。