「非常に特別なもの」
EMMANUEL IYOHAがインタビューに登場
フォルトゥナのユースアカデミーセンターからプロ選手へと成長を果たしたEmmanuel Iyoha。この若きアタッカーは、月曜日の夜に行われたBraunschweig戦で復帰を果たし、火曜の昼にはFlingernの伝統クラブとの契約を2024年まで延長することとなった。そんな23歳のIyohaがインタビューに応じている。
エマ、契約更新おめでとう!自身のホームタウンであるクラブと2024年まで契約を延長したことはどんな意味を持つかな?
「非常に特別なものです。私は17歳の時にフォルトゥナと初めてプロ契約を結びました。長期に渡る闘病生活の後、クラブが契約を延長してくれたことは、私にとって大きな意味を持ちます。一刻も早く自分のクオリティをピッチで発揮して、この期待に応えたいと思います」
前半戦は伝染症単核球症による発熱で長期離脱を余儀なくされていたけど、昨日はすごく久しぶりにピッチに立つことができたよね。エマにとってここ数ヶ月間はどうだった?また、再びフォルトゥナでプレーすることができたことについてはどんな気持ちかな?
「もちろん、ピッチに戻って再びスタジアムの空気を吸えたのは最高に気持ちよかったです。家で横になって観ているだけの時間は、非常に辛かったので。今は自分自身がプレーできるようになりましたし、それがサッカー選手として一番の喜びです」
Uwe Rösler監督は試合後に「30分間もプレーできるか定かではなかった」と述べていたけど、数ヶ月ぶりの試合を終えて今のコンディションはどう?
「すごく良いです!30分間プレーでできたことには、自分自身ポジティブに驚きました。もちろん、試合の翌日にはあちこち筋肉痛ですが、全体的に状態は良いです」
月曜日の夜に行われたBraunschweig戦までは、スタンドか自宅のソファからしかチームメイトをサポートできなかったけど、ここまでのシーズンを通してフォルトゥナへの評価は?
「我々は厳しいスタートを切りましたが、その後は調子を上げて、最近では5連勝も記録しました。Braunschweig戦に引き分けたことで、その連勝はストップしてしまいましたが、ここ最近はチームとして大きく前進していると思います。ほぼ完全に新しいチームになってので、まずはチームとしてしっかりと纏まる必要がありました。今はチームとして多くのことを学んできたことが至る瞬間に現れています」
自身でもC-Jugendの選手としてFlinger Broichでプレーし、今では200人近いアカデミーに所属する選手の手本となっているけど、自身のNLZ(ユースアカデミーセンター)からタレントを育成していくクラブの姿勢をどう思う?
「アカデミーから常に誰かがプロ入りを果たすの見れることは、彼らにとって非常に大きな刺激になります。今季すでに素晴らしいパフォーマンスを発揮しているシンタが代表的な例です。ブンデスリーガ2部は、U17やU19ブンデスリーガとは大きな差があるので、かなりの努力とそれなりの才能が必要となります。私自身もU15とU16の2年間は、思うようにいかなかった時期がありましたが、その時期を乗り越えてきました。もし私が若い選手たちの手本になれているのであれば、それは非常に嬉しいことですね」
この未曾有の時期に未来を予測するのは難しいとは言え、2024年までの目標を教えてくれる?
「今季でも来季でもシーズン関係なく、契約期間中にフォルトゥナと共に1部昇格することが中期的な目標ですね。短期的な目標としては、フォルトゥナのために初ゴールを決めたいと思っています!これは個人的な目標の中では上位に位置しています。全体的には健康でいることと、試合出場時間も増やしていきたいです。他のことは少しずつやっていければと思います」