快進撃を続けるフォルトゥナ
ブンデスリーガ2部で好調をキープするフォルトゥナの5つの要点をチェック
リーグ戦5連勝。ホームでも5連勝。フォルトゥナは月曜夜、ブンデスリーガ2部での連勝記録をまた1つ伸ばすことに成功した!ここでは、ホームで行われたSC Paderborn戦での5つの要点をチェックしていく。
1.フォルトゥナがホームでの強さを証明
SC Paderbornに2-1で勝利したことでホーム5連勝を挙げ、10月末から続いているホームでの強さを再び証明した。ここまでホームでの全7試合で勝ち点19ポイントを獲得したフォルトゥナは、ブンデスリーガ第2節におけるホームで最も強いチームであり、現在もホームで無敗をキープしている2クラブの内の1つとなっている。Uwe Rösler監督率いるチームは、現在の勝ち点26ポイントの内19ポイントをMerkur Spiel-Arenaで獲得している。
2.好調をキープ
フォルトゥナが好調をキープしているのはホームだけではなことは、ここ最近のリーグ戦5試合に5連勝を収めていることが物語っている。フォルトゥナは現在のブンデスリーガ2部で最も調子の良いチームであり、第6節以降、フォルトゥナよりも多くの勝ち点を獲得したチームは存在しない。シーズン序盤、波のあるスタートを切ったRouwen Henningsを始めとするチームが、徐々にチームとして調子を上げてきている。
3.Karamanが素晴らしいパフォーマンスを発揮
ここ最近、Kenan Karamanに関して多くの話題があげられていたが、このストライカーは月曜日の夜、その批判を覆すパフォーマンスを見せた。トルコ代表ストライカーは、右サイドからの完璧なセンタリングでKristoffer Petersonの先制点をお膳立てした上、Matthias Zimmermannの素晴らしいアシストから自身でも決勝点となる2点目を挙げてチームの勝利に貢献。Karamanは幾度となく1対1の局面に競り勝ち、 Paderbornのディフェンス陣に向かってスピードに乗ったドリブルを仕掛けたり、チームメイトに決定的なラストパスを送ったりと、常に相手ゴールを脅かす危険な存在となっていた。試合開始直後にも、オフサイドにより無効となったPetersonのチャンスをアシストするなど、アタッカーとして非常に素晴らしいパフォーマンスを発揮した!
4.Koutrisがブンデスリーガ2部でデビュー
この試合の左サイドバックには、ここ最近の連勝に貢献しているLuka Krajncが名を連ねたが、年末のEssen戦で初めてフォルトゥナのトップチームで試合に出場したLeonardo Koutrisが、ブンデスリーガ2部でもデビューを飾った。61分、Kristoffer Petersonに代わりピッチに立った25歳のKoutrisは、2部リーグデビュー戦ですべてを上手くこなすことはできなかったものの、この試合に掛けるエネルギーとチームへの貢献心を発揮していた。Koutrisがコートの端から端まで全力ダッシュで戻り、相手の攻撃を戦術的なファウルで止めたシーンがそれを証明している。このファウルに対し、主審のArne Aarnink氏がイエローカードを提示しようとした時、すでにKoutrisは半コート分ほど離れた左サイドバックのポジションまで戻っていた。
5.フォルトゥナを待ち受けるエキサイティングな1月
Uwe Rösler監督率いるチームは今後の数週間、アウェーでの2連戦の後、ホームで5日以内に2試合を行うこととなる。ホームでPaderbornに勝利を収めたフォルトゥナを次に待ち受けるのは、BraunschweigとAueでのアウェー戦だ。そして、その次の週には現在リーグ3位のFürth、首位のHamburger SVを相手に再びホームでの強さを証明するチャンスを迎えることとなっており、非常にエキサイティングな1月になりそうだ。