「素晴らしいアシストをしてくれた」
決勝点となる2点目を奪ったKARAMANとZIMMERMANNのホットラインにフォーカス
数シーズン前からフォルトゥナは年末にファンにオンライン投票を募り、フォルトゥナの年間ベストゴールを選出している。そして昨日、今年が始まってまだ5日しか経っていないにも関わらず、フォルトゥナサポーターは間違いなく2021年の年間ベストゴールの候補に入るであろう得点に歓喜を挙げることとなった。ここでは、ホームで行われたSC Paderborn戦の途中、チームを5連勝に導く2点目を奪ったMatthias ZimmermannとKenan Karamanの見事なホットラインにフォーカスしていく。
ある選手が今、攻撃面で素晴らしい輝きを放っている。FC St. Pauliで行われた2020年最後のリーグ戦でも得点をマークしていた右サイドバックのMatthias Zimmermannが、新年の初戦でも非常に美しいアシストでチームに貢献している。右サイドの深い位置でのスローインを受けた”ツィンボ”ことZimmermannは、「サイドでボールを受け、1対1の突破を試みました。それが功を奏してペナルティエリアに進入することができ、ファーサイドにいたKenanを確認して上手くチップキックでラストパスを送りました。最後はKenanがしっかりと決めてくれましたね」と自身のアシストについて振り返った。
ゴールを挙げたKaramanは試合後のインタビューで、「ツィンボが素晴らしいアシストをしてくれました。最後まで中の動きを確認して完璧なラストパスを送ってくれましたからね。私はただそのボールに合わせるだけでした」と、自身今季4点目のゴールをアシストしてくれたZimmermannを称賛し、続けて「我々は今週、試合の中でもっとお互いを見る必要があると話していたのですが、それが上手くいきました」とコメントしている。
この素晴らしいゴールが決勝点となり、フォルトゥナがSC Paderbornに2-1で勝利を収め、見事にリーグ戦5連勝を飾った。Zimmermannは、「ここ数週間で自分たちの能力を示すことができているのは、大きな自信につながります。それでも、我々はまだまだ改善していく必要があります」と述べ、Karamanは「我々は高い目標を掲げています。それに応えるために全力を尽くします」とコメント。その目標達成に向け、このような素晴らしいゴールが大きな意味を持つことは間違いないだろう。