第14節・FORTUNA DÜSSELDORF vs SC PADERBORN
フォルトゥナがPaderbornを撃破し5連勝!
月曜日の夜、フォルトゥナは新年初戦でSC Paderbornを2-1で破り、リーグ戦5連勝を記録した。前半、Kristoffer Petersonの得点でリードを奪うと、後半にKenan Karamanが追加点を獲得。Paderbornも試合終盤、Chris Führichの得点で反撃に出たものの、最後まで1点を守り切ったフォルトゥナが勝利を掴み取った。
スターティングメンバー:6つのポジションを変更
フォルトゥナのUwe Rösler監督は、ドイツ杯のRot-Weiss Essen戦のスターティングメンバーから6つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。Raphael Wolfに代わってFlorian Kastenmeierがゴールを守り、DFラインは左にLuka Krajnc、右にMatthias Zimmermannが先発に復帰。これによりLeonardo KoutrisとJean Zimmerが控えメンバーに。また、中盤にはEdgar Pribが左サイドから中央に戻り、Alfredo Moralesと並んで配置され、 Kristoffer Petersonとアペルカンプ真大がサイドハーフに入ったことにより、Essen戦に先発したAdam Bodzek、Marcel Sobottka、Thomas Pledlはベンチスタートとなった。
前半:フォルトゥナが猛攻を仕掛け、Petersonが先制
非常に素晴らしい立ち上がりを見せたフォルトゥナは、試合開始からゲームの主導権を握る。Uwe Rösler監督率いるチームは、前線から相手にプレッシャーをかけ、中盤での球際にも競り勝ち、スピードを活かして何度もPaderbornのDFラインに突破を仕掛ける積極的な姿勢を見せた。3分、Petersonがドリブルで仕掛け、最後はシュートを放ったものの、ここは相手GKの正面に。その後すぐ、再びKenan Karamanからのラストパスに抜け出したPetersonがゴールネットを揺らすも、ここは僅かにオフサイドの判定(5分)。続く13分には、相手選手のミスによりビッグチャンスを得たRouwen Henningsがゴールを狙うも、相手GKの好セーブに阻まれ先制点には至らない。それでもその10分後、右サイドを抜け出したKaramanからのピンポイント・クロスに、Petersonが合わせてフォルトゥナが先制点を奪うことに成功した(23分)。
多くのチャンスを作り出すも追加点を奪えず
その後も攻撃の手を緩めないフォルトゥナが、さらにチャンスを作り出す。31分には、Krajncのクロスから最後はアペルカンプがシュートを放つも、ここは相手DFのブロックされ、そのこぼれ球にMorralesがゴールを狙うも、このシュートは僅かゴール左へ逸れていく。 一方、徐々に流れを掴み始めたPaderbornも、徐々にフォルトゥナゴールに迫ってくる。すると、コーナーキックからHünemeierにヘディングで合わせられ、あわや同点となるシーンを迎えるも、ここはKastenmeierの守るゴールの僅か左へ逸れ、ピンチを逃れる(34)。しかし、前半終了間際には再びフォルトゥナがチャンスを迎える。ボールを奪ったHenningsからのラストパスにPribが抜け出すも、利き足でない右足で放ったシュートはまたしても相手GK Zingerleに阻まれてしまう(45分+1分)。こうしてチャンスをものにできないまま、1-0でハーフタイムへ。
後半:Karamanの追加点
後半の立ち上がりも猛攻を仕掛けたフォルトゥナは、前半とは対照的にしっかりとチャンスをものにして見せる。右サイドを突破し、ゴールエリア内まで侵入したZimmermannからの芸術的なチップキックでのラストパスに、最後はKaramanがボレーで合わせて追加点を奪うことに成功する(56分)。これで2点を追いかける展開となり、攻撃的に出るPaderbornが得点のチャンスを作り出す。フォルトゥナのペナルティエリア内での混戦から、最後はPrince Osei Owusuにヘディングシュートを放たれるも、このシュートはゴール左へ逸れていく(64分)。しかし、Paderbornの攻撃的な姿勢は、反対にフォルトゥナにカウンターアタックのチャンスを得ることも意味していた。早い攻守の切り替えから、Pledlが抜け出し強烈なシュートを放つも、再びZingerleのセーブで追加点には至らない(67分)。
Paderbornが追い上げるもフォルトゥナが勝利
それでも猛攻を仕掛けるPaderbornは、パワープレーから試合終盤に反撃の狼煙を上げる。ゴール前へのハイボールにKastenmeierがパンチングを試みるも上手くクリアできず、ボールはChris Führichの元へ渡ると、これを決められ1点差に。そしてその後Paderbornがパワープレーに出るものの体を張り、1点のリードを守り切ったフォルトゥナが勝ち点3を掴み取った。
来週月曜日はBraunschweigでのアウェー戦
次節の試合も再び月曜日に行われ、フォルトゥナは1月11日(月)にアウェーにてEintracht Braunschweigと対戦する(20:30キックオフ)。