Bericht

2021/01/03 | ニュース

新年最初のホームゲーム

SC PADERBORNをホームで迎え撃つフォルトゥナ

短いウインターブレイクを終えたフォルトゥナは、1月4日(月)に行われるSC Paderbornとのホームゲームで2021年のリーグ戦をスタートさせる。昨シーズンにブンデスリーガから降格したPaderbornは、先日に行われたドイツ杯2回戦でブンデスリーガのクラブUnion Berlinを下しており、その勢いを持ってリーグ戦へ臨んでくることだろう。Uwe Rösler監督率いるチームは、新年早々に大一番を迎えることとなる。

対戦相手

Paderbornに追い風

昨季、フォルトゥナと共にブンデスリーガ2部降格という激動の1年を過ごしたSC Paderborn。今シーズンここまでは、3連勝の後に4試合連続で白星から見放されるなど、非常に波のあるパフォーマンスが続いていた。それでも、ウインターブレイク直前のリーグ戦では、VfL Osnabrückを相手に1-0で勝利を収め、現時点で勝ち点18ポイントを獲得しており、ブンデスリーガ2部の11位につけている。ちなみに、彼らがブンデスリーガ1部に昇格を果たした2018/19シーズンも、第13節を終えた時点での勝ち点が今と同じ18ポイントとなっていた。また、年末に行われたドイツ杯2回戦では、Union Berlinを相手に3-2の勝利を収めてベスト16への進出を果たしているPaderbornが、フォルトゥナにとって簡単な相手でないことは間違いない。

 

Michelに要注意

ほとんどのクラブがピッチ上で違いを生み出すことができる選手を持っている。SC Paderbornでは、Sven Michelがその選手だ。30歳のアタッカーは2016年からPaderbornに所属しており、その諦めないメンタリティーと高い得点能力でチームの中心選手になっている。そして昨年のクリスマス直前、Steffen Baumgart監督の繰り広げる攻撃的サッカーに、Michelがいかに重要であるかが再度証明されることとなった。足首の内側靭帯断裂から復帰したストライカーは、年末のVfL Osnabrück戦に今季開幕戦以来となる先発に名を連ね、決勝点となる1-0を挙げてチームの勝利に貢献しただけでなく、試合での走行距離12.16kmをマークし、ピッチ上で最も走った選手でもあった。更に、ドイツ杯のUnion Berlin戦では2得点を挙げる活躍を見せている。

 

中盤の要が累積により欠場

PaderbornのBaumgart監督は、フォルトゥナとの一戦に中盤構築の変更を余儀なくされている。VfL Osnabrück戦でイエローカード2枚の警告により退場処分となったボランチのRon Schallenberg(今季11試合に先発出場)は、フォルトゥナとの一戦には累積出場停止となる。一方、累積処分が解除されたサイドハーフのChristopher Antwi-Adjeiは、再び試合に出場することが可能となっている。

 

フォルトゥナ

目標:連勝記録更新

クリスマス直前に行われたドイツ杯でRot-Weiss Essenに2-3の敗戦を喫したUwe Rösler監督は、短いウインターブレイクを利用し、リーグ戦に向けた課題にフォーカスしていた。フォルトゥナは、今季ブンデスリーガ2部におけるホームで最も強いチームとして、自信を持って新年をスタートできるはずだ。今シーズンここまでのホーム6試合では、5勝1引き分けという結果を残しており、リーグ戦過去4試合(SV Darmstadt戦に3-2、Karlsruher SC戦に2-1、VfL Osnabrück戦に3-0、FC St. Pauli戦に3-0)にはすべてに勝利し、4連勝を飾っている。この勢いを持ってPaderbornにも勝利し、連勝記録を更新を目指す。

 

Uwe Rösler監督fのコメント

「SC Paderbornにはサッカーにおいて明確な哲学を持つ監督がおり、長年に渡りコンスタントに結果を出しています。現時点では思うような結果が出ていないかもしれませんが、最終的には必ず上位争いに食い込んでくるチームだと思います。Paderbornは攻守の切り替えや前線からのプレッシングという点においては、リーグ屈指のチームです。しかし、常に前線からのプレッシングを行うことは、相手にチャンスを与えてしまうことにも繋がります」

 

選手情報のアップデート

  • MFのJakub Piotrowskiは、PCRテストで陽性反応が確認されているため、Paderborn戦には欠場となる。
  • また、Emmanuel Iyohaも月曜日の試合には間に合わない。”Emma”ことIyohaは、来週に行われるU23チームのテストマッチに出場し、試合練習を積む可能性がある。
  • 母国のガーナに帰国していたKelvin Oforiは、再びデュッセルドルフに戻ってきている。このサイドアタッカーは、2回のPCR検査でどちらも陰性が確認されたため、個人練習は許可されているものの、まだチームには合流していない。日曜日に行われた3回目のPCR検査の結果が陰性であれば、火曜日に再びチーム練習参加することとなる。
  • 左サイドバックにはLuka Krajncが出場する可能性が高い。Uwe Rösler監督は、「Florian HartherzとLeonardo Koutrisも準備はできていますが、Lukaは過去のリーグ戦で4連勝に貢献しています。今、彼を外すことは難しいです」とコメント。
  • 現在、再び移籍市場がオープンしたことに関してRösler監督は、「もちろん我々は目と耳を立て、もし適切な選手が適切な時期に適切な価格で獲得できるならば、新しい選手を獲得する可能性はあると思います」と述べている。しかし、フォルトゥナの指揮官は現在の移籍市場で突発的に何かが起こるとは考えていない。

 

過去の戦績

  • これまでの対戦:20回(フォルトゥナが3勝、10分け、7敗)
  • ここ最近の対戦:2019/20シーズン、ブンデスリーガ1部、デュッセルドルフのホームで0-0のドロー
  • クラブ間の移籍:Florian Hartherz / Christian Strohdiek

 

ファン情報

SC Paderbornとの一戦も、引き続き無観客で開催されることとなっており、フォルトゥナのホームゲームはSky Sport 1の有料放送で生中継される。なお、フォルトゥナファンはフォルトゥナアプリでの音声配信やライブティッカー、 またソーシャルメディアチャンネルではMerkur Spiel-Arenaからのライブレポートにて最新情報を確認することができる。


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