2020/12/09 | ニュース
フォルトゥナの財政面に関するフェイクニュースの訂正
フォルトゥナ・デュッセルドルフが真実を公開
ここ数日前にマスコミが報道したフォルトゥナの誤った財務状況や情報に関して、フォルトゥナは明確な訂正を加え発表している。
- ブンデスリーガ2部に降格した後も、クラブの経済状況は健全である。フォルトゥナが1部に昇格しなければ財政破産するという事実はなく、その内容には何の根拠もない。
- フォルトゥナは昨年、経営面で赤字を出していない!貸借対照表に記載されている2,700万ユーロの負債は6月30日時点での対価であり、その多くは主に選手、役員、パートナーとの間で締結した契約に基づく前払い料金などが含まれている。また、流動資本が大幅に上昇したことで、この展開にはプラスの面が見て取れる。取り決めた通り、延滞金の大部分はすでに返済しているため、12月31日時点ではこの負債は何千万ユーロも減少している。フォルトゥナが今も抱えている銀行の負債は、フォルトゥナがNLZ(ユースアカデミーセンター)の建設のために使用したローンの金額のみであり、それはこれまで過去数年で予定通りに返済している。その中でフォルトゥナは、現在のコロナパンデミックによる影響で厳しい中でも素晴らしい結果を残している。このような結果を残せているのは、ブンデスリーガやブンデスリーガ2部でも数少ないクラブのみである。
- 他のクラブ同様、コロナ禍がフォルトゥナにとっても大きな影響を与えているのは事実であり、適切な対応ができていなければ今より格段に少ない収入となっていた可能性は十分にある。何千万ユーロの収入が減少した部分は、貯蓄や追加収入、代償などで補わなければならない。このようにして、クラブ内での尽力とファンやスポンサーとの大きな結束により、バランスのとれた予算が確保されている。
- クラブは人件費に関して”余裕”はない。ここ数年で人件費が増加したのは、人事面や構造面などのあらゆる分野において、クラブを更に発展していく必要があったからである。それでも他の2部リーグのクラブと比較し、フォルトゥナは人件費が最も多いクラブのトップ6には入っておらず、昨年1部に所属していた際は、人件費が下から2番目のクラブとなっていた。
- 現時点では、クラブスタッフに短時間勤務を要求しておらず、”会員総会の後”に何かが発表される予定もない。しかし、コロナパンデミックによる不確かな状況を考慮すると、将来的にこの対策を実施するという可能性を完全に排除することはできない。
Thomas Röttgermann会長は11月3日に開催されたデジタル形式での会員フォーラムで、すでにこれらの質問に答えている。また、今週土曜日にデジタル形式で開催される会員総会でも、再びクラブの財政面についての詳細を説明することとなっている。