メンタリティー、モラル、フォルトゥナ
フォルトゥナの逆転勝利にフォーカス
Bochumでの敗戦(0-5)から100時間も経たないうちに、フォルトゥナはホームにSV Darmstadt 98を迎えた。まだ頭の中での苦い大敗が残った状態の中で、新たな強敵を相手に2度もリードを許したにも関わらず、フォルトゥナは90分を終えた時点で逆転勝利を上げることに成功した。
フォルトゥナは”Lilien”ことDarmstadtを相手に2度もリードを許したものの、粘り強さをみせた。Serdar Dursunに0-1となるゴールを許した後にはRouwen Henningsのフリーキックで追いつき、その後Kenan Karamanが相手GK Marcel Schuhenの頭上を越す技ありヘディングシュートで2-2に。そして最後はDawid Kownackisが土壇場でゴールを挙げたことで、金曜日の夜に行われた一戦は”フォルトゥナ”に軍配が上がった。
試合後のインタビューに答えたMFアペルカンプ真大は、「こうした粘り強い戦いを見せれていることは、チームのモラルが表れていると思います」とコメント。この意見に合意したUwe Rösler監督は、「私のチームは信じられないほどのメンタリティーを見せてくれました。彼らに感謝しています」と述べている。 フォルトゥナは今季、リードを奪われた後に、勝ち点を獲得したのはこれで3度目となっており、ホームでのSSV Jahn Regensburg戦(0-2から2-2に)、アウェーでは1. FC Nürnbergとの対戦(0-1から1-1に)で、それぞれ勝ち点1点を獲得している。
また、Darmstadtに勝利したことで、ホーム3連勝を飾っている。フォルトゥナはアリーナで行われた5試合で、獲得勝ち点が最大15ポイント中13ポイントを手にしており、ホームでアウェーでの敗戦からのリアクションを見せつけてきた。そしてフォルトゥナは次節、12月13日(日)にアウェーにてKarlsruher SCと対戦するが、フォルトゥナの全員が今度はリアクションを見せる必要のない結果を願っている。Uwe Rösler監督は試合後に、「今日見せたメンタリティは、次の試合に繋がります。このDarmstadt戦でも勝利は非常に価値のあるものとなりました」と次の試合への期待を口にした。