フォルトゥナが市の劇場に
フォルトゥナが地元の芸術と文化の演劇団体を支援 - サポーターにはファングッズの割引も
コロナパンデミックは社会生活における無数の常識を変えつつある。フォルトゥナのホームゲームは無観客となっているが、無観客となっているのはスタジアムだけではなく、劇場やコンサートホール、オペラハウスなども全て同様だ。そして、芸術と文化の演劇団体は現在、特別な課題に直面しているデュッセルドルフの人々の中に含まれている。そこでフォルトゥナは、ソーシャルメディアを通してビデオを投稿し、この状況下において地域の芸術と文化の演劇団体を支援している。
フォルトゥナがファンや観客を恋しく思う気持ちはデュッセルドルフの劇場も同様である。しかし、ブンデスリーガ2部は少なくとも試合が行われているが、演劇やコンサート、その他のイベントは完全に中止を余儀なくされている状態だ。そこで、市の劇場のためにフォルトゥナが立ち上がった。伝統的なクラブがソーシャルメディアで投稿している多数のビデオでは、クラブ首脳陣であるUwe Kleinスポーツ役員、Klaus Allofs役員、Christian Kokeマーケティング役員が寸劇に参加し、地元の芸術と文化の演劇団体が抱える問題に手を差し伸べている。
この劇では、既に商品化されており、今週末の”ブラック・フライデー”でフォルトゥナ・ファンショップ・ユースアカデミー店とアルトシュタット店、またオンラインショップにてセール販売されることとなる、アドベントカレンダー、クリスマスセーター、フォルトゥナのホーム&アウェーユニフォームの3つの商品の宣伝を行っている。そしてセールでは、本来79.95ユーロの大人用ユニフォームが49.95ユーロに、子供用ユニフォームは59.95ユーロから39.95ユーロに割引となる。これにより、”ブラック・ウェークエンド”はフォルトゥナファンにとって嬉しい週末になること間違いない。
近年フォルトゥナの物品販売用のカタログをデザインしているDreimarketing社の協力を得てビデオが制作されている。フォルトゥナは、デュッセルドルフのMarionetten劇場、Kö劇場、Luegallee劇場との協働に感謝の意を表している。
Christian Kokeマーケティング役員:
「現状では特に結束が重要です。だからこそ我々はここ数ヶ月の間に、フォルトゥナを通して街の様々な部分に注目し、コロナパンデミックで苦境に立たされているデュッセルドルフの人々を助けるために全力を尽くしてきました。そして、我々の街の劇場やコンサートホール、オペラハウスなどは、無観客であるだけでなくイベント自体が中止を余儀なくされています。我々も観客を動員できずに非常に寂しい思いをしていますが、ピッチの上で試合を行うことはできています。そのため、我々が街の芸術と文化の演劇団体を支援することは非常に重要なことです」
Dreimarketing社、Boris Bartels社長:
「我々は、15年前からフォルトゥナの物品販売部とともに独創性のあるアイデアをプロデュースすることができ、非常に嬉しく思っています。現在の状況により、今回のアイデアを実現させることは簡単ではありませんでした。しかし、初夏にフォルトゥナの試合も各劇場と同様に無観客となっていたことが、このアイデアに至る発端となりました。我々はフォルトゥナの首脳陣がステージを盛り上げてくれたことを嬉しく思っています。撮影は関係者全員と非常に楽しく行うことができました」