Bericht

2020/11/23 | ニュース

「ボールを持った時のプレーを改善する必要がある」

#F95SVSの5つの要点をチェック

先週土曜日、フォルトゥナはホームでSV Sandhausenに1-0で勝利し、今季3勝目を挙げることに成功した。特に守備面では素晴らしいパフォーマンスを見せたが、Uwe Rösler監督は攻撃面に関して今後数週間で更なる成長を求めている。ホームで勝利を収めたSandhausen戦の5つの要点を以下に記載していく。

1. 安定した守備

フォルトゥナはここ3試合で僅か1失点に抑えており、今季のホームゲーム4試合中3試合では無失点を記録している。またSandhausen戦で相手が放ったシュートはたったの3本と、フォルトゥナの守備は非常に安定したパフォーマンスを見せている。Uwe Rösler監督も試合後のインタビューで、「今日の勝利を掴んだ鍵は4バックの活躍です。特に若いセンターバックの2人、Christoph KlarerとKevin Dansoは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました」とコメント。フォルトゥナの守備が非常に安定していることが、ここ3試合で勝ち点7ポイントを獲得できている大きな理由のひとつであることは間違いない。

 

2. 改善する必要がある攻撃

しかし、フォルトゥナの指揮官が改善する必要があると見ているのはオフェンスだ。Rösler監督は、「我々がボールを待った時に、もっと効果的にプレーする必要があります。特にホームゲームでは、ボールを保持する時間帯をより長くし、勇敢なプレーしなければなりません」と述べている。次節のVfL Bochumとのアウェー戦(11月30日(月)、20:30キックオフ)に向けたトレーニングでは、攻撃面の部分に重点が置かれることにとなるだろう。

 

3. 自信に繋がる勝ち点3

”失敗から学ぶ”と言うが、例え満足のいく結果でなかったとしても、敗北より勝利した試合から学べるに越したことはない。フォルトゥナは、まだまだ課題を抱えている部分があることは承知しているものの、Sandhausen戦の勝利が追い風になることは間違いない。決勝点を挙げたRouwen Henningsは試合後のインタビューで、「勝利することで得る自信は、これから順位を上げていくために重要になってきます。」とコメントし、Edgar Pribも「この勝ち点3点は、これからの課題に取り組むことに対して自信を与えてくれるので、我々にとっては非常に大きな意味を持ちます」とHenningsに賛同した。

 

4. PribとKownackiがチームに復帰

Hannover 96から移籍してきた新加入のPribは、この試合でフォルトゥナでのリーグ戦デビューを飾った。79分にKenan Karamanのラストパスを受け、ダイレクトでシュートを放ったものの、相手GK  Martin Fraislの好セーブに阻まれ追加点には至らなかったシーンが最も印象に残っているだろう。Rösler監督は試合後のインタビューで、「”Eddi”にとっては、試合感を取り戻すことが重要です。このような重要な局面で投入されることは彼の為になります」と語っている。さらに試合終盤には、ここ1ヶ月半の間チームから離脱していたポーランド人のDawid Kownackiを投入したフォルトゥナの指揮官は、「彼はまだ回復の段階ではあるものの、短時間でも試合に出場できたことはDawidにとって重要な一歩になりました。そして、この途中交代の判断はコーチングスタッフ陣からの信頼の現れです」とコメントしている。

 

5. 約2,000張もの提灯の光が”観客”に

試合後の記者会見で、「私の中で光っていたのは2人のセンターバックです」とユーモアを口にしたRösler監督。それでも、デュッセルドルフの小学校や保育園、ユースアカデミーセンターやキッズクラブの子供たちが作った約2,000張もの提灯が南スタンドに飾られていたことに対してフォルトゥナの指揮官は、「若いファンのみんなのサポートには感謝しかありません。我々は彼らの思いを理解していますので、一刻も早くスタジアムで会えることを楽しみにしています」と敬意を表した。

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