HENNINGSが記録を更新
PKで決勝点を挙げたフォルトゥナのストライカーにフォーカス
Rouwen HenningsのPKが決勝点となり、フォルトゥナはホームでのSV Sandhausen戦で重要な勝ち点3点を獲得。33歳のストライカーは鋭いグラウンダーのシュートをゴール右下に突き刺し、相手GK Martin Fraislにチャンスを与えなかった。それと同時に、Heningsはこのゴールにより小さな記録も達成している。
Henningsにとってこのゴールは、フォルトゥナでのPK成功10点目となった。フォルトゥナのストライカーはこれまで合計11本のPKを獲得しており、唯一PKを失敗したのは昨シーズンのドイツ杯準々決勝、1. FC Saarbrücken戦となっている。Henningsは試合後のインタビューで、「今日決められて良かったです」とコメントし、最終的にPKと判定されるにあたり、今では当たり前のようにVAR判定を待たなければならいことに対しては、「私はPKだけに集中するようにしています。今ではVAR判定がごく普通の流れになりましたからね」と述べている。
また、すでに第4節のSSV Jahn Regensburg戦で2-2となる同点弾を決めていたHenningsにとって、このゴールは今季2点目となった。とはいえ、ブンデスリーガ1部での2019/20シーズンで、15得点をマークしていたことを思うと、現在は少し遅れをとっていると言える。その理由に関して聞かれた背番号28のストライカーは、「私はこの状況をきちんと整理できています。結局のところ私が得点を挙げれていないかどうかではなく、チーム全体として攻撃面に問題があり、チャンスを十分に作れ出せていません。しかし、自信がついてくれば、これからの数週間で確実に良くなると思います」と言及している。
フォルトゥナは11月30日(月)、50kmほど離れたCastroper Straßeにホームスタジアムを持つVfL Bochumと対戦することとなっており、Uwe Rösler監督率いるチームはそれまでに、攻撃面においてチャンスを作り出すための戦術やアタッキングゾーンでの精度を上げるために取り組む時間がたっぷりとある。もしかすると、次節またHenningsがPKでの得点記録を伸ばすチャンスが訪れるかもしれない。