Bericht

2020/11/19 | ニュース

代表ウィークによるリーグ中断期間を追い風に

フォルトゥナは今週土曜日にSV SANDHAUSENをホームで迎え撃つ

代表ウィークによる2週間のリーグ中断期間を経て、今週末にはブンデスリーガが再開する。フォルトゥナ・デュッセルドルフは11月21日(土)、ホームのアリーナで現在リーグ同位のSV Sandhausenを迎え撃つ(13:00キックオフ)。ホームでの好調をキープしたいフォルトゥナに対し、Sandhausenは今シーズン初となるアウェーでの勝ち点獲得を狙っている。

対戦相手

”gallische Dorf(ガリア人の村)”クラブ

デュッセルドルフの住民の約40分の1に値する約15,200人の住民が暮らしており、砂丘の風景からその名を得たラインネッカー北部に位置するSandhausenは、決して大都市とは言えない街にもかかわらず、ドイツサッカー界に名を轟かせている。Sandhausenは8年前から常に降格争いを繰り広げているものの、すでにブンデスリーガ2部での地位を確立。また、シーズン終盤までは不調が続き、降格圏内に位置していても、最後にサプライズを起こしてきたのが "gallische Dorf(ガリア人の村)“ことSandhausenだ。2013/14シーズンでのドイツ杯準々決勝まで進出したときや、リーグ戦でも同様に、例え昇格候補のクラブ相手にも物怖じしない部分が彼らの強さと言えるだろう。

 

元フォルトゥナの選手との再開

SV Sandhausenのクラブ首脳陣は、ブンデスリーガ2部に加入して以来初めて”リーグ残留”ではなく、”リーグで一桁台の順位に入る”というシーズン目標を宣言し、これに応じた選手獲得に投資しており、その中の1人として、SpVgg Greuther Fürthで59試合に出場し、19ゴールを挙げていたストライカーのDaniel Keita-Ruelを獲得。この移籍は功を結び、Keita-Ruelは今シーズン全7試合で6得点をマークしている。また、ここ最近の2シーズンをフォルトゥナでプレーし、これまでにチャンピオンズリーグ優勝やドイツ王者にも3度輝いた経験を持つDiego Contentoとも契約を締結。さらに、Ivan Paurevicもフォトゥナでプレーした経験を持つ選手の1人だ。また、Sandhausenには他にもDennis DiekmeierやDenis Linsmayer、ストライカーのAziz Bouhaddouzといった高い個のクオリティを持つ選手たちが所属している。

 

改善点であるアウェーでの戦い

多数の新加入を獲得しているSV Sandhausenだが、まだ今シーズンはその本領を発揮できていない。これまで7試合を終えて勝ち点8で順位は12位。Uwe Koschinat監督率いるチームは、特にアウェーでの戦いに問題を抱えている。ハードトヴァルトにあるホームのBWT-Stadionでは2勝2引き分けとなっているものの、アウェー戦では未だ勝ち点を獲得できていない。Koschinat監督は試合前の記者会見にて、「アウェーでの戦績をなんとしても改善する必要があります。これまでのアウェー戦では、常に先制点を奪われ相手を追いかける展開でしたし、ゲームの中での波がありすぎました。しかし、前節のBraunschweigとのホーム戦では、この状況から抜け出す方法を示すことができました」とコメント。それでも、7試合中6試合は全て1点差でタイムアップを迎えている彼らを過小評価することはできない。

 

フォルトゥナ

ホームでの好調をキープ

前回のホーム戦に続き、勢いに乗りたいフォルトゥナは、ホームのアリーナで3勝目を上げたいところだ。Uwe Rösler監督率いるチームは、ホームでは2勝1引き分けと無敗をキープしており、代表ウィーク前に行われた1. FC Nürnbergとの試合では、1-1と引き分けたことによりアウェーでは今季初の勝ち点を獲得している。

 

Uwe Rösler監督のコメント

「SV Sandhausenはブンデスリーガ2部での地位を確立しています。私は、このクラブが何年にも渡り作り上げてきたものに敬意を表します。我々は土曜日の一戦が、ブンデスリーガ2部を象徴するような、非常に激しい試合になると予想しています。我々にとっては、再び何人かの選手のコンディションが整いチームに復帰していることはポジティブな部分です。これにより更にクオリティの高い選手を途中出場させられることで、試合終盤にゲームを決めるチャンスを持てることになります」

 

選手情報

  • 今週は多くの選手がチーム全体練習に復帰しており、Alfredo Morales、Luka Krajnc、Dawid Kownacki、Leonardo Koutrisが再び試合に出場する準備が整っている。ただ、これらの選手たちが試合メンバーに入るかどうかはまだ公表しておらず、Uwe Rösler監督は試合前の記者会見で、「チームに復帰した選手のおかげでトレーニングの質が上がっています。しかし、数日間のチーム全体練習だけではまだコンディションが100%に達していない選手もいます。私はまだ6割のコンディションの選手を試合に出すことはしたくありません」と述べている。
  • 代表ウィーク中にトルコ代表として3試合中2試合に出場したKenan Karamanは、木曜日の夜にデュッセルドルフに到着する予定となっている。Rösler監督は、「金曜日は軽めのトレーニングを行います。彼がSandhausen戦に出場するかどうかは、試合当日に決めます」とコメント。
  • また、フォルトゥナの指揮官は何人かの選手について、イングリッシュウィークを迎えるレギオナルリーガ・ウェストに所属するセカンドチームで出場させる可能性があることも発言している。
  • 土曜日には、Edgar Priebが今シーズン第1節以来再び試合メンバーに入ることが決定している。

 

両クラブに関する情報

  • これまでの対戦回数:12回 (フォルトゥナが6勝、1分、5敗)
  • ここ最近の対戦:2017/18シーズン、ブンデスリーガ2部・第21節、ホーム戦で1-0の勝利
  • クラブ間の移籍:Diego Contento、Ivan Paurevic / Thomas Pledl

 

ファン情報

SV Sandhausenとの試合も引き続き無観客での開催が決定しており、フォルトゥナの試合はSky Sport 5の有料放送で生中継される。なお、フォルトゥナファンはフォルトゥナアプリでの音声配信やライブティッカー、 またソーシャルメディアチャンネルではMerkur Spiel-Arenaからのライブレポートで最新情報を確認することができる。


2025 © Düsseldorfer Turn- und Sportverein Fortuna 1895 e.V. Thursday, 8. May 2025 um 21:32 | Imprint | Data Protection | Cookie-Settings