「成功を収めるための要素」
#F95FCHの5つの要点をチェック
金曜日の夜、多くの選手からは絶対に勝利するという気持ちがプレーに現れていたからこそ、フォルトゥナは1.FC Heidenheimとのホーム戦に1-0で勝利を収めることができた。そして、このパフォーマンスと結果は次節の試合に向けての大きな自信に繋がることだろう。
1.”先制点を挙げた者は…
…負ける”というのはサッカーの古いジンクスは、少なくとも今シーズンのフォルトゥナには当てはまらない。金曜日の夜に行われた一戦では、Marcel Sobottkaの先制点がUwe Rösler監督率いるチームに勝利をもたらした。今季、フォルトゥナが公式戦で先制点を奪ったのはこれで3度目となっており、その3試合全てに1-0のまま勝利を収めている。これにより、来週の試合でも先制点を挙げることが非常に重要になると言える。しかし、フォルトゥナは先制点を許した場合でもRegensburg戦(2-2)でも、勝ち点の獲得に成功している。
2.Piotrowskiの運動量
土曜日の昼にMerkur Spiel-Arenaで行われた3部リーグ・KFC Uerdingenのホーム戦のため、芝生の整備をしなければならなかったものの、今もなおJakub Piotrowskiがペナルティエリアの間を走り続けていたとしても誰1人として驚かなかっただろう。金曜日の夜、他の選手の走行距離が11.5kmに達しない中、Piotrowskiは走行距離12.52kmを記録。また、ポーランド人MFはこの試合で、もう1つのベストスコアを記録しており、豊富な運動量で至る所に現れたPiotrowskiは22回のデュエルに勝利していた。 さらにHeidenheimの攻撃をインターセプトでシャットアウトすると同時にすぐに攻撃に転じ、攻守に渡り大きな活躍を見せた。キャプテンAdam Bodzekと中盤を組み、フォルトゥナでの公式戦に初めて90分間フル出場を果たしたPiotrowskiは、ホームでの勝利に大きな貢献を見せた。
3.Petersonが初先発
金曜日の夜に行われたHeidenheim戦、Uwe Rösler監督にとって唯一十分なオプションがあったのはサイドハーフのポジションだった。そこにフォルトゥナの指揮官は、スウェーデン人の新加選手Kristoffer Petersonを初となる先発で起用。Petersonは少なくともその期待に応えて見せる。25歳のアタッカーは左サイドでしっかりと役割を果たし、幾度となく自分の特徴である1対1でのドリブル突破を試みては相手のファウルを誘い、彼が獲得したフリーキックからMarcel Sobottkaの決勝点が生まれていた。
4.デュエル、デュエル、デュエル
試合後にUwe Kleinスポーツ役員は、「我々は今日、ブンデスリーガ2部で成功を収めるために必要な要素が詰まった試合をできたと思います」とコメントしており、Uwe Rösler監督も試合後の記者会見にて、「非常に重要だったのは、勝利への意志と気持ちで体を張って守り切ったことです」とチームの闘争心を強調した。その主な要因となったのは、オーストリアU21代表でも共にプレーしているKevin DansoとChristoph Klarerの若いセンターバックコンビの活躍だろう。そしてもう1人、センターバックのポジションでおそらく最も高いクオリティを誇るAndre Hoffmannが戻ってきた。最後の出場は第2節となっていたHoffmannは、怪我を乗り越え試合終盤に復帰を果している。
5.新たな負傷者はなし
試合後の記者会見でRösler監督が述べた、「我々は現時点で新しい負傷者はいません」という言葉は、もしかするとこの夜で最もポジティブなニュースだったかもしれない。また、Andre Hoffmannが復帰し、Matthias Zimmermannの累積出場停止処分が解除されることにより、Rösler監督は次節のNürnberg戦に新たなオプションが増えることとなる。また、遅くても代表ウィーク明けには、さらに何人かの選手が復帰することとなるだろう。