Bericht

2020/10/31 | ニュース

SOBOTTKAの特別な金曜日

急遽左サイドバックで起用され、決勝点を挙げたSobottkaにフォーカス

Marcel Sobottkaは、1. FC Heidenheim戦で左サイドバックという慣れないポジションで起用されたにも関わらず、1-0となる決勝点を挙げた。 ここでは、“Cello“ことSobottkaの特別な1日を振り返ることとする。

Florian Hartherz(負傷中)、Matthias Zimmermann(累積出場停止)、Leonardo Koutris(コンディション調整中)が離脱していることにより、フォルトゥナは1. FC Heidenheim戦を前に左サイドバックのポジションでプレーする選手を欠いていた。そんな中、Uwe Rösler監督は試合当日の朝に、Marcel Sobottkaを左サイドバックで起用するという決断を下す。ユース時代、FC Schalke 04のアカデミーでは右サイドバックとして出場したことがあるものの、本来であれば中央MFを本職とする26歳のSobottkaにとっては全く新しいポジションでの役割を担うこととなった。

 

それでも、慣れないポジションでの役割をしっかりとこなした”Cello”は、左サイドで対人の強さを発揮し、数多くのボールを奪取して見せるだけでなく、33分には1-0となる決勝点をマークする。Sobottkaにとって得点をあげるのは日常茶飯事ではなく、このゴールがフォルトゥナで出場した123試合の内、10得点目となった。Sobottkaはこのゴールについて、「この得点はコンビネーションから奪った得点ではありません。相手に跳ね返ったボールが私の右横に落ちてきて、相手との競り合いを制した後、迷いなく右足を振り抜いただけです。幸運にもボールをしっかりと捉えられました」と語った。

 

彼には数多く称賛の言葉が贈られた。キャプテンのAdam Bodzekは試合後に、「彼には心から賛辞を送りたいと思います。左サイドバックで出場し、そのサイドの役割をしっかりとこなした上にゴールまで決めましたからね」とコメント。また、Uwe Rösler監督も、「彼は素晴らしいプレーを見せてくれました。今日以上のプレーは期待できないほどです。闘争心の面においても技術的な面においても素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました」と決勝点を挙げたSobottkaへ称賛の言葉を送っている。

 

そして、次節1. FC Nürnberg戦の左サイドバックについて聞かれたSobottkaは、「今日の”左サイドバックMarcel Sobottka”は良く聞こえますが、来週は他に誰がそのポジションでプレーできるかどうか見てみましょう」とジョークを飛ばし、続けて「今日の勝利はもちろん嬉しいですが、これを継続していかなければなりません。今日はその最初の一歩を踏み出しただけです。我々は第6節を迎えましたばかりで、これからまだまだ長い戦いが待っています」と語った。


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