フォルトゥナが”ROBERT-ENKE-STIFTUNG AUF TOUR”を支援
ロベルト・エンケ財団がオンラインで啓発キャンペーンを実施
フォルトゥナ・デュッセルドルフは今週土曜日、元ブンデスリーガ選手でありドイツ代表GKでもあるRobert Enkeが最後に所属していたクラブ、Hannover 96と対戦する。この機会にフォルトゥナは、ロベルト・エンケ財団が運営する啓発プロジェクト”Robert-Enke-Stiftung auf Tour”のデジタル版をサポートしている。
Robert Enke財団(RES)は約10年前から、うつ病に関する研究や治療において知識を広める活動を行っている。同財団は、独自の啓発プロジェクト”Robert-Enke-Stiftung auf Tour”ですでに何度もMerkur Spiel-Arenaを訪れている。コロナパンデミックの間も啓発プロジェクトは継続され、アウェーでのHannover 96戦ではデジタル版として提供されることとなる。
”Robert-Enke-Stiftung auf Tour”の一環として当財団は、啓発プロジェクトに興味を持っている人や影響を受けている人に、うつ病に関する対処法についての情報を提供するプラットフォームを設けている。関心のある方や影響を受けた方は、今週土曜日(10月24日)にオンラインプラットフォームで財団スタッフと連絡を取ることができる。そのためには、まずデジタル上の待合室で待機し、そこからRESスタッフによりチャットルームに招待される。これにより、財団スタッフとのプライベートな会話が可能になる。
財団スタッフとは、土曜日の10:00から12:45の間に連絡を取ることができる。ご連絡はこちらから(ドイツ語)。
また、Robert Enke財団では、ホームページを通じて様々な病気に関する情報や、財団の仕事について幾つかの情報を提供している。これに関する情報資料はこちらから(ドイツ語)。
Robert Enke財団は、うつ病の研究や治療に役立つ対策や施設などを支援している。これには、この病気に関する研究やプロジェクトの推進、この病気をテーマにしたイベントの開催、上述の課題に取り組む機関への支援などが含まれている。当財団は、うつ病に悩んでいる人たちを幅広く支援することを目的としている。
また、当団体はうつ病とはどういうものなのかを外部の人に理解してもらうために、”IMPRESSION DEPRESSION-Robert Enke財団のバーチャル・リアリティ体験”というプロジェクトを開発している。VRメガネを使い、うつ病の感情や精神状態を示す15分間のVRを体験することによって、うつ病でない人たちにこの病気がどういうものなのかを体感してもらうことが可能となる。
Robert Enke財団に関する詳しい情報はこちらから(ドイツ語)。